特許
J-GLOBAL ID:200903041225004424

回路保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230056
公開番号(公開出願番号):特開平5-068325
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、例えば電子計算機の電源システムにおいて、負荷側で発生した異常に対し誤動作する恐れなく、信頼性の高い過電流検出が可能になる回路保護装置を提供することを目的とする。【構成】負荷側回路への供給電流に比例した電圧ディジタルデータを、抵抗302からA/D変換器307を介してレジスタ308に保持させ、アラーム判定回路305及びリミット判定回路306それぞれにおける過電流判定結果と、第1負荷エラー導出ライン321及び第2負荷エラー導出ライン322それぞれからの負荷側回路の動作エラーに伴うエラー状態導出結果とに基づき、遮断条件判定回路304により電流遮断の条件判定を行ない、電源系統制御部50からトランジスタ制御回路303に対しパワートランジスタ301のOFF指令信号を与え、電源側電源ライン311からの電流供給を遮断する構成とする。
請求項(抜粋):
電源と負荷側電子回路との間に設けられ電源系統制御部からの指令により電源信号の投入/遮断を行なう投入/遮断回路を備えた回路保護装置において、上記負荷側回路に供給される電源信号の電流値を検出する電流検出手段と、この電流検出手段により検出される負荷側供給電流値がその定常電流値より高い第1過電流値を越えたことを判定する第1過電流判定手段と、上記電流検出手段により検出される負荷側供給電流値が上記第1過電流値より高い第2過電流値を越えたことを判定する第2過電流判定手段と、上記負荷側回路の動作エラーに伴うエラー信号を導出する第1エラー導出手段と、上記負荷側回路の動作エラーに伴うエラー情報の退避終了信号を導出する第2エラー導出手段と、上記第1過電流判定手段及び第2過電流判定手段によるそれぞれの過電流判定結果と上記第1エラー導出手段及び第2エラー導出手段によるそれぞれのエラー状態導出結果とに基づき上記負荷側回路に対する電流遮断条件を判定し、上記電源系統制御部から上記投入/遮断回路に対して電源信号の遮断指令を行なわせる遮断条件判定手段と、を具備したことを特徴とする回路保護装置。
IPC (3件):
H02H 3/087 ,  G06F 1/30 ,  H02H 3/08

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