特許
J-GLOBAL ID:200903041226394560

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318332
公開番号(公開出願番号):特開平9-105409
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】耐久性に優れ、加工が容易で低コストで製造できるようにする。【解決手段】軸受部材10をプラスチック製とし、これに軸心が上下方向を向いた円筒形状の軸受孔10Aを形成する。軸受孔10Aの上端は開放して外部に通じ、下端は閉塞して底面を形成する。軸受孔10Aの内周面には軸受孔10Aに挿入される軸の外周面に対向してラジアル軸受を構成するラジアル軸受面12を設け、このラジアル軸受面12に動圧発生用溝11を設ける。ラジアル軸受面12の軸方向両端部は、潤滑流体としての油をラジアル軸受面12に補給する油溜まり14A,14Bに接続する。開口側の油溜まり14Aはラジアル軸受面12より大径であって、底面側の油溜まり14Bは円周溝である。開口側の油溜まり14Aは動圧発生用溝11の上端と通じ、底面側の油溜まり14Bは動圧発生用溝11の下端側と通じている。油溜まり14A,14Bの深さは動圧発生用溝11の深さと略等しくする。
請求項(抜粋):
プラスチック製の軸受部材に円筒形状の軸受孔を形成し、その軸受孔の内周面には該軸受孔に挿入される軸の外周面と対向してラジアル軸受を構成するラジアル軸受面を設け、前記軸受孔の底面と前記軸の端面との間がスラスト滑り軸受を構成し、そして、前記ラジアル軸受面に動圧発生用溝を形成し、前記ラジアル軸受面の軸方向両端部は油溜まりにそれぞれ接続し、底面側の油溜まりは前記動圧発生用溝と略等しい深さで周方向に連続し且つ前記動圧発生用溝に通じる円周溝であり、開口側の油溜まりはラジアル軸受面より大径で周方向に連続し且つ前記動圧発生用溝に通じることを特徴とする軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-040716

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