特許
J-GLOBAL ID:200903041234830205

遠近画像を形成する電子内視鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 緒方 保人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-021416
公開番号(公開出願番号):特開平11-197098
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 異なる距離にピントが合った複数の画像を同時に表示すると共に、高解像度化を図り、診断、処置等に有益な情報が得られるようにする。【解決手段】 対物レンズ11、光学ローパスフィルタ12から出射される像光をクロスプリズム14で三つの光路に分離し、この分離光を入力するように、異なる光路長に設定された遠点用CCD15と近点用CCD20を配置すると共に、別の遠点用CCD24を上記CCD15に対し半画素ずれた位置で設ける。これによれば、上記CCD15,24で遠点にピントが合った撮像、CCD20で近点にピントが合った撮像ができると共に、水平方向に半画素ずれた二つのビデオ信号を合成することにより高解像度の遠点側画像が得られる。また、上記CCD15,24とCCD20との撮像面サイズを変えれば、近点側画像は遠点側画像に比べて大きな倍率で拡大表示できる。
請求項(抜粋):
先端部に設けられた対物光学系部材と、この対物光学系部材から出射された像光を分離する光路分離手段と、この光路分離手段からの出射光を入力し、かつ撮像のための光路長が変るように配置して異なる距離にピントが合った像を撮影する複数の第1系撮像素子と、上記光路分離手段からの出射光を入力し、上記第1系撮像素子の画素位置に対し水平方向に半画素分ずらして配置した第2系撮像素子と、を含み、上記第1系撮像素子により観察距離の異なる被観察体内像を撮影すると共に、この第1系撮像素子と上記第2系撮像素子で得られた信号を合成して解像度の高い画像を形成するようにした遠近画像を形成する電子内視鏡装置。
IPC (3件):
A61B 1/00 300 ,  A61B 1/04 372 ,  G02B 23/24
FI (3件):
A61B 1/00 300 Y ,  A61B 1/04 372 ,  G02B 23/24 B

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