特許
J-GLOBAL ID:200903041240302989

画像処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粕川 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-161622
公開番号(公開出願番号):特開2004-362381
出願日: 2003年06月06日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】効率的な画像比較が可能な画像処理方法を提供する。【解決手段】処理対象となる画像データの各画素近傍でのきめの粗さをそれぞれ求め、このきめの粗さが所定の閾値以上であるか否かを評価する。次いで、評価したきめの粗さが所定の閾値以上である場合はテクスチャ勾配を求め、一方、このきめの粗さが所定の閾値未満である場合は色勾配を求める。そして、求めたテクスチャ勾配または色勾配に基づいて拡散パラメータを決定し、この拡散パラメータにより拡散処理率を制御して、きめの粗い部分では境界を保存したまま画素を拡散してテクスチャを除去する。その後、処理領域の拡大と併合を適用して特徴的なオブジェクト領域を抽出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定のオブジェクトを含む画像中の所定領域及びその近傍領域を抽出する領域抽出手段と、 抽出された各領域のテクスチャ特徴から画素におけるエッジのアングルを検出するアングル検出手段と、 上記各領域ごとのアングルヒストグラムを生成する第1のヒストグラム生成手段と、 アングルヒストグラムの差分に応じたヒストグラムの類似度を記憶する類似度記憶手段と、 上記類似度記憶手段を参照して、生成された各領域のヒストグラムの差分から各領域間のアングルの類似度を算出する第1の類似度算出手段と、 上記抽出された所定領域及びその近傍領域の色を検出する色検出手段と、 予め所定数に分けられた色の区分に基づいて上記検出された各領域の色ヒストグラムを作成する第2のヒストグラム作成手段と、 上記第2のヒストグラム作成手段により作成した各領域の色ヒストグラムの差分から各領域間の色の類似度を算出する第2の類似度算出手段と、 上記第1及び第2の類似度算出手段により算出された類似度を加算して、上記各領域の類似度を算出する第3の類似度算出手段と、 上記算出された各領域の類似度に基づいて、所定の拡散関数により拡散処理パラメータ値を算出する拡散処理パラメータ算出手段と、 算出したパラメータ値に基づいて、上記各領域の拡散処理を行ってオブジェクトの領域境界を抽出する拡散処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
G06T7/00 ,  G06T3/00 ,  G06T7/60
FI (4件):
G06T7/00 200Z ,  G06T7/00 100B ,  G06T3/00 400Z ,  G06T7/60 250Z
Fターム (20件):
5B057CA01 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CE09 ,  5B057DA08 ,  5B057DB02 ,  5B057DB06 ,  5B057DC08 ,  5B057DC16 ,  5B057DC19 ,  5B057DC25 ,  5B057DC36 ,  5L096AA02 ,  5L096FA02 ,  5L096FA06 ,  5L096FA15 ,  5L096FA34 ,  5L096FA35 ,  5L096FA41 ,  5L096GA55
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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