特許
J-GLOBAL ID:200903041240987272

剥離可能な接着リボンマトリックス物質;前記物質を含有する光ファイバ接着リボンアレー;および前記光ファイバ接着リボンアレーの調製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341190
公開番号(公開出願番号):特開平9-297225
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 コーティングおよびインキを塗布した光ファイバをリボン形状に固定し、該コーティングおよびインキを塗布したファイバから、組成物自体またはファイバの健全性を損わずに、剥離可能な一液型の放射線硬化可能な液状マトリックス組成物を硬化させた組成物が開示される。該組成物は、脂肪族ウレタンアクリレートオリゴマー;1個以上のアクリレートまたはメタクリレート部分を有する反応性モノマー;剥離剤;および任意の光開始剤を含む。また、前記物質から調製した光ファイバリボンアレー;インキおよびコーティングを塗布したファイバから前記マトリックス組成物を除去する方法;前記リボンアレーの調製法;ならびに基質の被覆に概ね適用できる放射線硬化可能なコーティング組成物も開示される。【効果】使用中は光ファイバを所望の形状に確実に保持しうると共に、連結したい時にはファイバーからきれいに除去可能である。
請求項(抜粋):
(1)インキおよびコーティングを塗布した光ファイバ、および(2)一夜型、液状の放射線硬化可能なマトリックス組成物を硬化させた組成物を含み、前記組成物が硬化すると、その中に、インキおよびコーティングを塗布した複数の光ファイバを互いに所望の関係に配設する所望の形状に埋封し、固定して単一構造物とし、該構造物は、前記インキおよびコーティングを塗布した光ファイバを前記所望の関係に配列し、前記液状マトリックス組成物を前記被覆光ファイバに適用して、その中に光ファイバを埋封し、次いで硬化放射線に曝露して該液状マトリックス組成物を硬化させることによって生成し、該マトリックス組成物は、(A)約20.0ないし約90.0重量パーセントの完全脂肪族ウレタンアクリレートオリゴマー;(B)約5.0ないし約50.0重量パーセントの、モノマー1分子当り1個以上のアクリレートまたはメタクリレート部分を有する反応性モノマー;(C)約0.05ないし約15.0重量パーセントの剥離剤;および(D)約0ないし約10.0重量パーセントの光開始剤を含み、前記重量パーセントはすべて、(A)、(B)、(C)および(D)の総重量に対するものであり、さらに該組成物はn-ビニルピロリドンを実質的に含まず;さらに該組成物は、硬化すると、引張モジュラスが25°Cにおいて約10,000ないし約200,000psi(約70ないし約1,400MPa)であり;さらに、該組成物は、硬化すると、破断点伸びが少なくとも20%であり;さらに、該組成物は、硬化すると、破砕もせず、またインキおよびコーティングを塗布したファイバから実質的にインキを剥ぎ取ることもなく、該ファイバ上のインキから剥離可能であり;かつさらに該組成物は、硬化時に、微粒状物質を実質的に含まない光ファイバアレー。
IPC (5件):
G02B 6/00 336 ,  C08F290/06 ,  C08L 75/16 ,  C09D175/14 ,  C09D 4/00
FI (5件):
G02B 6/00 336 ,  C08F290/06 ,  C08L 75/16 ,  C09D175/14 ,  C09D 4/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-039314
  • 光ファイバテープ心線
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-104183   出願人:株式会社フジクラ
  • 特開平4-161910
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