特許
J-GLOBAL ID:200903041241798546
自動制御空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綾田 正道 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077043
公開番号(公開出願番号):特開平5-278439
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 輻射熱の影響による不快感を取り除いて、快適な空調環境を得ることができる自動空調制御装置を提供すること。【構成】 車体の左右の窓ガラスWに、ガラス温度センサ41d,41eを設定し、コントローラ4には、ガラス温度TgL,TgRをそれぞれ外気温度To と比較して、空調ユニット1の左右のベント吹出口13a,13b,14a,14bからの吹出温度を、それぞれガラス温度TgL,TgRの方が高ければ吹出温度を低くし、低ければ吹出温度を高くする補正を加える左右目標吹出温度演算回路4eを設けた。
請求項(抜粋):
車室の左右に配設された空気吹出口からの吹出空気温度および吹出風量を独立して調整可能な空調ユニットと、外気温度を含み前記車室内の空調環境に関連した環境因子を検出する検出手段および車室内の空調環境を設定するために乗員により操作される設定手段と、前記検出手段および設定手段からの入力に基づいて、車室内の空調環境を最適状態とするために、空調ユニットの作動を制御して各空気吹出口からの吹出温度および吹出風量を調整する制御手段と、を備えた自動制御空調装置において、前記検出手段に、車体の左右の窓ガラスあるいは外板に、ガラスあるいは外板の温度である輻射熱成分温度を検出する輻射熱検出手段が追加設定され、前記制御手段には、検出手段から得られた車体左右の輻射熱成分温度をそれぞれ外気温度と比較して、空調ユニットの左右の空気吹出口からの吹出温度を、それぞれ輻射熱成分温度の方が高ければ吹出温度を低くし、輻射熱成分温度の方が低ければ吹出温度を高くする補正を加える補正機能部が設けられていることを特徴とする自動制御空調装置。
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