特許
J-GLOBAL ID:200903041243227198

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147345
公開番号(公開出願番号):特開平10-064402
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】分電盤協約形回路遮断器を従来の1極分の幅寸法で2極構成にする。【解決手段】絶縁物の本体2を中央に隔壁を有するI形断面のケース13とその両側に組み合わされるカバー14,15とにより形成し、ケースの両側に左右極の開閉部及び過電流引外し素子の平板な構成部品を板面をケース隔壁に沿わせて積み重ねるように組み付ける。これにより、幅寸法が縮小するとともにケース隔壁により左右極の絶縁が確保され、従来の1極分の協約幅寸法内に2極分の開閉部及び過電流引外し素子を無理なく収容することが可能になる。
請求項(抜粋):
中央に隔壁を備えた略I形断面のケース及びこのケースの両側にそれぞれ組み合わされた左右2極のカバーからなる絶縁物の本体と、左右一対の脚部を有し、この脚部で前記隔壁を跨いで前記ケースに回動可能に連結された開閉ハンドルと、板面が前記ケース隔壁に沿うようにその両側に配置され、一端が前記開閉ハンドルの脚部に回動可能に連結され、他端に可動接点が取り付けられた平板な左右2極の可動接触子と、短冊状のバイメタル、平板な基体とその両側に折り曲げ形成された脚部とからなるコ字形断面の磁路を有し、その両脚部で前記バイメタルをその幅方向から囲む固定鉄心、前記バイメタルと平行に一端で回動可能に支持され、他端の接極部が前記固定鉄心に対向する平板なアーマチュア及びこのアーマチュアを前記固定鉄心と反対の側に付勢する復帰スプリングからなり、前記アーマチュアの板面が前記ケース隔壁に沿うようにこの隔壁の一方の側に配置された過電流引外し素子と、板面が前記ケース隔壁に沿うようにこの隔壁と前記過電流引外し素子との間に配置され、一端で前記ケースに回動可能に支持されるとともに、他端に側方に突出する爪を有し、この爪で前記アーマチュア側面の段部に係止された平板なラッチと、前記ケース隔壁と前記左右2極の可動接触子との間にそれぞれ配置され、前記可動接触子と前記ラッチとの間に掛け渡された引張ばねからなる左右2極の開閉スプリングと、前記過電流引外し素子に設けられ、前記バイメタル又はアーマチュアを緩く挿通して前記アーマチュア又はバイメタルにねじ込まれ、頭部が隙間を介して前記バイメタル又はアーマチュアと対向する調整ねじと、前記可動接点と対向する固定接点が取り付けられるとともに端子が一体形成され、前記ケース隔壁の一端両側にそれぞれ配置された左右2極の固定接触子と、前記ケース隔壁の他端両側にそれぞれ配置された左右2極の端子と、前記ケース隔壁の一方の側で前記過電流引外し素子の前記バイメタルの一端と前記可動接触子との間及び前記バイメタルの他端と前記端子との間をそれぞれ接続する導体と、前記ケース隔壁の他方の側で前記可動接触子と前記端子との間を接続する導体と、を備えたことを特徴とする回路遮断器。
IPC (3件):
H01H 73/26 ,  H01H 73/06 ,  H02B 1/42
FI (3件):
H01H 73/26 B ,  H01H 73/06 A ,  H02B 9/00 D

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