特許
J-GLOBAL ID:200903041256000664

高分散性を有する食品添加用カルシウム剤パウダーの製造方法、及び該パウダーを含有する食品組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-359740
公開番号(公開出願番号):特開平6-197736
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【構成】 炭酸カルシウム及び/又は燐酸カルシウム(以下、カルシウム剤という)とHLBが10以上の親水性乳化剤と水の混合スラリーを、乾燥粉末化し得られる食品添加用カルシウム剤パウダーの製造方法において、該混合スラリーが特定の方法により調製され、且つ該混合スラリー中のカルシウム剤の粒度分布における重量(体積)平均径X(μm)と、カルシウム剤100重量部に対するHLBが10以上の親水性乳化剤の添加量Y(重量部)が下記(a)及び(b)の要件を具備するとともに該混合スラリーを乾燥粉末化することを特徴とする、高分散性を有する食品添加用カルシウム剤パウダーの製造方法。(a)Y≧(1.87/X)+6.17(b)X≦0.8【効果】 液中での再分散性及び液中での長期間分散安定性に優れており、上記パウダーを用いて調製された食品組成物は長期間安定である。
請求項(抜粋):
炭酸カルシウム及び/又は燐酸カルシウム(以下、カルシウム剤という)とHLBが10以上の親水性乳化剤と水の混合スラリーを、乾燥粉末化し得られる食品添加用カルシウム剤パウダーの製造方法において、該混合スラリーが下記(ア)、(イ)、(ウ)のいずれの方法により調製され、且つ該混合スラリー中のカルシウム剤の粒度分布における重量(体積)平均径X(μm)と、カルシウム剤100重量部に対するHLBが10以上の親水性乳化剤の添加量Y(重量部)が下記(a)及び(b)の要件を具備するとともに該混合スラリーを乾燥粉末化することを特徴とする、高分散性を有する食品添加用カルシウム剤パウダーの製造方法。(a)Y≧(1.87/X)+6.17(b)X≦0.8(ア)カルシウム剤と水からなるカルシウム剤の水懸濁液を、化学的分散方法、粉砕機及び/又は分散機を用いる物理的方法により、粉砕及び/又は分散処理した後、HLBが10以上の親水性乳化剤を添加処理する。(イ)カルシウム剤とHLBが10以上の親水性乳化剤と水からなるカルシウム剤の水懸濁液を、粉砕機及び/又は分散機を用いる物理的方法により、粉砕及び/又は分散処理した後、HLBが10以上の親水性乳化剤を添加処理する。(ウ)カルシウム剤と水からなるカルシウム剤の水懸濁剤を、化学的分散方法、粉砕機及び/又は分散機を用いる物理的方法により、粉砕及び/又は分散処理した後、HLBが10以上の親水性乳化剤を添加処理し、さらに粉砕機及び/又は分散機を用いる物理的方法により、粉砕及び/又は分散処理する。
IPC (3件):
A23L 1/304 ,  C01B 25/32 ,  C01F 11/18

前のページに戻る