特許
J-GLOBAL ID:200903041256885135

バックフォーカス駆動式オートフォーカス一眼レフカメラの制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169045
公開番号(公開出願番号):特開平8-015599
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 駆動機構に高トルクで低速度回転、静止時の保持トルクの大きい超音波モータを用い、制御方式が簡易で、しかも重量等が大きいカメラ本体可動ブロックを高速に精度よく合焦点にもたらすことができるバックフォーカス駆動式オートフォーカス一眼レフカメラの制御方式を提供する。【構成】 超音波モ-タ32を駆動源とし承け部29,30,案内棒28,ワイヤ31等よりなる回転直動変換機構はAF起動により駆動され、カメラ本体可動ブロック側のフランジバックの位置を移動させる。制御回路は合焦点までの移動量がエンコ-ダスリット移動板17のスリット18の幅(分解能)より大きい場合はホトカプラ15からのエンコ-ダ信号をカウントし、合焦点までの距離がスリット18の幅より小さい距離にあるエンコ-ダ発生地点まで駆動する。さらに演算で算出したパルス数を発生し微小移動させてフランジバックを合焦点にもたらす。
請求項(抜粋):
少なくとも撮影レンズ用のレンズマウントを含むカメラ本体固定ブロックと、少なくともフィルム開口部を含むカメラ本体可動ブロックと、前記カメラ本体固定ブロックと可動ブロックとの間を、その距離を調整可能に結合する固定可動ブロック間連結部と、AF情報に基づき前記カメラ本体固定ブロックのレンズマウントと可動ブロックの開口部の距離を調整するAF駆動機構とから構成され、前記撮影レンズのフランジバックを調整することにより合焦を行うオートフォーカス一眼レフカメラにおいて、前記AF駆動機構の駆動源として静止時、ロータがステータと摩擦で保持され、外力に対して大きな保持トルクを有する超音波モータを用い、前記駆動機構の直進位置を検出する位置検出手段により前記フランジバックの位置を検出し、フランジバックの現在位置に対する合焦位置が前記位置検出手段の分解能より小さい距離にあるときは、AFセンサから得られる測距信号の演算結果に基づくパルス信号を超音波信号に重畳して前記超音波モータをステップ駆動させることによりフランジバックを合焦位置にもたらし、フランジバックの現在位置に対する合焦位置が前記位置検出手段の分解能より大きい距離にあるときは、前記位置検出手段が出力する信号をカウントしながら合焦位置から見て前記位置検出手段の分解能より小さい距離にある前記位置検出手段の信号発生地点まで移動させ、ついでAFセンサから得られる測距信号の演算結果に基づくパルス信号を超音波信号に重畳して前記超音波モータをステップ駆動させることによりフランジバックを合焦位置にもたらすように構成したことを特徴とするバックフォーカス駆動式オートフォーカス一眼レフカメラの制御方式。
IPC (4件):
G02B 7/28 ,  G02B 7/08 ,  G03B 3/10 ,  G03B 13/34
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/10

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