特許

J-GLOBAL ID：200903041263071720

ローカルエリアネットワークの省電力制御システム

発明者： 池上 嘉一
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： ▲柳▼川 信
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-289040
公開番号（公開出願番号）：特開平9-135254
出願日： 1995年11月08日
公開日（公表日）： 1997年05月20日
要約：

【要約】【課題】 構成端末に電力に余裕のない端末が含まれていてもローカルエリアネットワークを長時間維持可能とする。【解決手段】 ビーコン生成部20は同期タイマ部19が出力するタイマの値から一定間隔でビーコンを生成し、そのビーコンをフレーム組立て部18に伝える。このとき、ビーコン生成部20は電源部2から送られてくる電力に余裕があるか否かを示す信号を調べ、電力に余裕があれば、発生する乱数の範囲を小さくするよう指示する信号を乱数生成部14に伝える。乱数生成部14はビーコン生成部20からの指示が入力されると、その指示に従って発生する乱数の範囲を可変する。CSMA/CA処理部13はフレーム組立て部18からのデータを受取ると、乱数生成部14から乱数を基にCSMA/CAのアルゴリズムにしたがってそのデータをPHY4を介して媒体に出力する。

請求項（抜粋）：

構成端末が端末間の同期をとるために出力するビーコンを前記構成端末が分担して出力するローカルエリアネットワークの省電力制御システムであって、自端末の電力に余裕があるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段で自端末の電力に余裕があることが検出された時に他の構成端末よりも優先して前記ビーコンを出力するよう制御する制御手段とを前記構成端末の少なくとも一つに有することを特徴とする省電力制御システム。