特許
J-GLOBAL ID:200903041266973873

パケット通信処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-050372
公開番号(公開出願番号):特開平9-247208
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 累積遅延やデータ途切れを生じることなくリアルタイム通信を行うこと。【解決手段】 パケット通信処理装置において、受信バッファが輻輳状態にあるか否かの検出を開始する閾値となる受信パケット数を設定する輻輳検出開始数設定手段と、受信バッファの輻輳時間の長短を判定する閾値となる時間を設定する輻輳判定時間設定手段と、受信バッファで蓄積されたパケット数が前記輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を超えた場合に、その超えている状態の継続時間を測定する輻輳時間測定手段と、輻輳時間測定手段で測定された継続時間が輻輳判定時間設定手段で設定された閾値より長いか短いかを判定し、継続時間が閾値より長ければ、輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を超えた分の受信パケットの廃棄を受信バッファに指示し、継続時間が閾値より短ければ、輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を一時的に超えた分の受信パケットの廃棄を行わないことを受信バッファに指示する輻輳判定手段とからなるバッファ制御手段を備える。
請求項(抜粋):
映像や音声データ等を含んだパケットをネットワークを介して受信する受信バッファと、その受信バッファ内のパケットをリアルタイムにデータ復号するデータ復号処理手段と、その復号されたデータを映像や音声として出力する出力装置を備えたパケット通信処理装置において、前記受信バッファが輻輳状態にあるか否かの検出を開始する閾値となる受信パケット数を設定する輻輳検出開始数設定手段と、前記受信バッファの輻輳時間の長短を判定する閾値となる時間を設定する輻輳判定時間設定手段と、前記受信バッファで蓄積されたパケット数が前記輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を超えた場合に、その超えている状態の継続時間を測定する輻輳時間測定手段と、前記輻輳時間測定手段で測定された継続時間が前記輻輳判定時間設定手段で設定された閾値より長いか短いかを判定し、継続時間が閾値より長ければ、前記輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を超えた分の受信パケットの廃棄を前記受信バッファに指示し、継続時間が閾値より短ければ、前記輻輳検出開始数設定手段で設定された閾値を一時的に超えた分の受信パケットの廃棄を行わないことを前記受信バッファに指示する輻輳判定手段とからなるバッファ制御手段を備えたことを特徴とするパケット通信処理装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-089744

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