特許
J-GLOBAL ID:200903041267120831

アレルゲンとして活性なタンパク質を含有する水性エキスの精製方法,この方法で得られるエキスならびにそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507983
公開番号(公開出願番号):特表平8-504187
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】本発明は,植物花粉のアレルゲン活性タンパク質の慣用の水性エキスからのアレルゲンとして無関係な各種低分子量成分の除去に関する.旧来法で調製されたアレルゲン性花粉タンパク質エキスから,低分子量色素および通常強力な静電力および/または疎水力によって保持される他の化合物の脱着および,その後の除去が記載されている.このような脱色素花粉タンパク質ではそれらのアレルゲン能および免疫学的特異性は損われていない.本発明は,安全性,診断の正確度および臨床的有効性を妨害する吸着低分子量物質を含まない,完全な活性を示すアレルゲン性花粉タンパク質の製造を可能にする.精製された花粉タンパク質は,化学的誘導化,すなわち免疫療法のための弱毒化ワクチンの改良された出発原料を提供する.本発明はまた,アレルゲンのエピトープの分子構造の研究に適当な生成物を提供するものでもある.
請求項(抜粋):
アレルゲン活性タンパク質とさらに非アレルゲン性の望ましくない化合物を含有する水性エキスの精製方法において,上記タンパク質に付着した上記非アレルゲン性化合物を,上記タンパク質への上記非アレルゲン性化合物の付着の原因である静電力,疎水力または他の物理力を破壊する手段を用いることによって除去する方法
IPC (3件):
C07K 14/415 ,  A61K 39/35 ABF ,  C07K 1/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-126136
  • 特開平3-151400

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