特許
J-GLOBAL ID:200903041271736561

セルフロック装置及びそれを用いたケーブル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-223237
公開番号(公開出願番号):特開2001-049950
出願日: 1999年08月06日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 入力側からの回転操作を円滑に行い、逆入力による回転を防止する。【解決手段】 出力側回転体22の略円盤部222の外側に、入力側回転体21の複数の円弧部213を配して、円形ハウジング20内に収容して、駆動制御室25を形成し、この中に、鋼材のボール23と相互に一体化された仕切り片241を備えた板ばね24を配する。略円盤部222の外周部は、端面215間の中間部では円形ハウジング20の内周壁201との間隔が大きく、端面215の近傍では、間隔が小さくなる漸近面224を形成してある。入力側回転体21を回転させると、ボール23が端面215に押されるため、出力側回転体22は回転用ほぞ223が溝部214で回転駆動されて一体に回転する。出力側回転体22が回転しようとすると、ボール23が漸近面224と内周壁201との間に挟まって回転できなくなる。
請求項(抜粋):
回転方向に対して所定の遊びを有して連動回転可能に嵌合された能動側回転体及び受動側回転体が、短円筒形状の回転室を形成するハウジング内に、前記回転室の周方向に回転自在に収容された回転伝達機構であって、前記能動側回転体には、略遠心方向の駆動用端面を有し前記回転室内で相互に所定の間隔をおいて配置された複数の円弧形状の駆動部が、前記ハウジングの内周壁に面して備えられ、前記受動側回転体は、前記能動側回転体の各駆動部間に、前記ハウジング及び前記各駆動部とによって複数の駆動制御室を形成するように、前記駆動部より径小の複数の外壁部を備え、該外壁部は、前記ハウジングの内周壁との間隔が、前記各駆動部間の中央部で最大となり前記各駆動部に接近するのに伴って漸減するように非凸円弧形状に形成され、前記各駆動制御室内には、前記外壁部と前記ハウジングの内周壁との間隔が最大及びその近傍の部位に位置する場合には、前記外壁部と前記ハウジングの内周壁との間で変位自在となり、前記外壁部と前記ハウジングの内周壁との間隔が最小及びその近傍の部位に位置する場合には、前記外壁部と前記ハウジングの内周壁との間で変位不能となるくさび部材と、前記駆動部とともに回転可能に支持され、前記駆動制御室内に配置された前記くさび部材を前記駆動部の前記駆動用端面に向かって付勢する付勢部材とがそれぞれ配され、前記くさび部材及び前記付勢部材は、前記能動側回転体と前記受動側回転体との前記遊びにより、前記能動側回転体の回転時には、前記駆動制御室内で前記くさび部材を変位自在位置に制御することにより、前記受動側回転体を回転駆動させ、前記受動側回転体の回転時には、前記駆動制御室内で前記くさび部材を変位不能位置に制御することにより、該受動側回転体を回転不能することを特徴とするセルフロック装置。
IPC (3件):
E05F 11/50 ,  F16H 35/00 ,  G05G 7/10
FI (4件):
E05F 11/50 A ,  F16H 35/00 H ,  F16H 35/00 C ,  G05G 7/10 A
Fターム (6件):
3J070AA03 ,  3J070AA13 ,  3J070BA90 ,  3J070CC12 ,  3J070CC23 ,  3J070CC24

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