特許
J-GLOBAL ID:200903041272923160

クレーンのカウンタウエイト着脱調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-288539
公開番号(公開出願番号):特開平7-137990
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 移動式クレーンに於て、カウンタウエイト着脱装置のフックとカウンタウエイトのピンとの係合位置を整合させ、常にカウンタウエイトの着脱を支障なく行えるようにする。【構成】 カウンタウエイト25をカウンタウエイト本体部27と該カウンタウエイト本体部27に嵌装される調整体28とに分割する。該調整体28には2枚のブラケットプレート44,44が固設され、該ブラケットプレート44,44にはピン38が挿通される。更に、カウンタウエイト本体部27と調整体28とを嵌挿する複数の調整用ネジ45を設けるとともに、カウンタウエイト本体部27を挿通し、調整体28に係止する複数の固定用ネジ41を設ける。而して、カウンタウエイト着脱装置26のフック31aと前記ピン38との係合位置が不整合な場合は、前記調整用ネジ45により該ピン38の高さ位置を調整し、前記固定用ネジ41によりカウンタウエイト本体部27と調整体28とを締結する。
請求項(抜粋):
油圧シリンダのロッドの伸縮によって、ロッドに枢着されたリンクの先端部のフックとカウンタウエイトのブラケットに設けられたピンとが係合或いは離間することによりカウンタウエイトを着脱する装置において、カウンタウエイトをカウンタウエイト本体部と該カウンタウエイト本体部に嵌合する調整体とに分割し、該調整体には前記リンク先端部のフックと係合するピンを設けるとともに、カウンタウエイト本体部と調整体とを挿通する複数の調整用ネジを設け、更に、該カウンタウエイト本体部を挿通し、該調整体に係止する複数の固定用ネジを設け、前記調整用ネジのねじ込み量によってカウンタウエイト本体部の底辺と前記ピンとの距離を変化させ、前記固定用ネジによってカウンタウエイト本体部と調整体とを締結するようにしたことを特徴とするクレーンのカウンタウエイト着脱調整装置。

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