特許
J-GLOBAL ID:200903041280190695

燃料交換機制御装置および燃料交換機制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-026942
公開番号(公開出願番号):特開2003-227895
出願日: 2002年02月04日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】原子炉検査時に、制御棒引抜き・挿入と燃料取出し・装荷を同時に行う。【解決手段】燃料交換機自動化インターロック管理手段と、燃料交換機自動化制御手段と、燃料装荷状態および制御棒挿入状態を記憶する炉心状態格納部と、燃料装荷状態および制御棒挿入状態に基づいてセルの燃料装荷状態をチェックし、燃料移動・制御棒引抜き挿入操作の可否を判定し、操作完了結果を炉心状態格納部に記録する炉心状態管理手段と、燃料移動手順および制御棒引抜き挿入操作手順を保存する燃料交換手順格納部と、燃料交換手順格納部から燃料移動手順の掴み離し座標を順次取り出し、制御棒挿入状態監視手段から制御棒選択情報を入力し、燃料移動手順の掴み離し座標と制御棒の座標を炉心状態管理手段に通知し、燃料移動手順の掴み離し座標が選択中の制御棒の周りの燃料の座標に該当しなければ燃料移動作業を指示する燃料交換手順進行管理手段と、を具備する。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の運転停止時に、その沸騰水型原子炉の炉心内に水平方向に配列された複数の燃料および複数の制御棒を、選択的に掴んで炉心の上方に吊り上げて炉心の上方で水平方向に移動し、また、炉心の上方で水平方向に移動した燃料および制御棒を炉心の上方から吊り下ろして離して炉心内に装荷すことができるように構成された燃料交換機を制御する燃料交換機制御装置であって、前記制御棒それぞれは、炉心内でその制御棒の横方向を囲む複数体の燃料から構成されるセルの中央に配置されており、しかも前記制御棒は、前記炉心の下方に設けた制御棒駆動機構によって遠隔で引抜き・挿入操作が可能に構成されており、前記燃料交換機制御装置は、前記燃料交換機の現在状態を入力し、その現在状態に基づいて前記燃料交換機の自動運転における制御ロジックを管理する燃料交換機自動化インターロック管理手段と、前記燃料交換機自動化インターロック管理手段からの起動・停止指令および燃料交換機の現在状態に基づき、燃料交換機に対して運転指示信号を出力する燃料交換機自動化制御手段と、炉心内の燃料の装荷・未装荷状態および制御棒の引抜き・挿入状態を記憶し、燃料移動および制御棒操作の各作業の進行に合せて随時状態を更新する炉心状態格納部と、前記炉心状態格納部の燃料装荷・未装荷状態および制御棒の引抜き・挿入状態に基づいて、炉心内の各制御棒を中心とした前記セルの燃料の装荷・未装荷状態をチェックし、次の燃料移動あるいは制御棒の引抜き・挿入操作が可能かどうかを判定し結果を出力するとともに、各操作完了時にその操作結果を前記炉心状態格納部に記録する炉心状態管理手段と、燃料取出し・装荷に関わる燃料の移動手順および制御棒の引抜き・挿入の操作手順を予め保存する燃料交換手順格納部と、前記燃料交換手順格納部から実行すべき燃料移動手順の掴みおよび離し座標を順次取り出すとともに、制御棒の引抜き・挿入状態監視手段から制御棒の選択情報を入力し、さらにその取り出された燃料移動手順の掴みおよび離し座標と選択されている制御棒の座標の各々を前記炉心状態管理手段に通知し、その結果、当該燃料移動手順の掴みおよび離し座標が現在選択中の制御棒の周りの前記セルの燃料の座標に該当しなければ、当該燃料移動手順に伴う燃料移動作業を前記燃料交換機自動化インターロック管理手段に対して指示する燃料交換手順進行管理手段と、を具備することを特徴とする燃料交換機制御装置。
IPC (4件):
G21C 19/18 ,  G21C 5/00 GDB ,  G21C 7/08 ,  G21C 17/00
FI (4件):
G21C 19/18 A ,  G21C 5/00 GDB B ,  G21C 7/08 A ,  G21C 17/00 X
Fターム (8件):
2G075AA03 ,  2G075BA18 ,  2G075CA38 ,  2G075CA39 ,  2G075DA17 ,  2G075FC06 ,  2G075FC11 ,  2G075GA35

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