特許
J-GLOBAL ID:200903041287022925

多相交流電磁撹拌による連続鋳造によってチキソトロピーの金属製品を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-418733
公開番号(公開出願番号):特開平7-068345
出願日: 1990年12月28日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】改質されたデンドライトを含むチキソトロピーの金属合金を製造することを意図した連続鋳造方法。【構成】断熱材料1から製造された熱い上流ゾーン及び冷却された下流ゾーンから成る可動の閉じられた鋳型3中で液体金属2を鋳造することから成り、冷却された下流ゾーンにおいては金属が凝固8し、その間一連の多相誘導子A〜Fによって得られる滑り磁界によって電磁撹拌を実施し、この撹拌は、冷たいゾーン中で生成されたデンドライトを熱いゾーン中に運び、この熱いゾーンでデンドライトは表面の再融解によって小塊に変わる。チキソトロピーの性質を有するアルミニウム板またはバーの製造に特に適用できる。
請求項(抜粋):
壁が少なくともその内側表面において断熱材料から構成されている、熱いゾーンと呼ばれる上流部分と、液体金属中での初晶の出現、冷却された壁と接触しての固体の殻の生成及び可動の底を通して製品の斬進的な抽出を可能にする凝固前面の生成をもたらすようなやり方で、熱伝導性材料から作られている壁を冷却流体によって冷却する、冷たいゾーンと呼ばれる下流部分との同軸の2つの部分を含み、可動の底によってその下流部分において閉じられた鋳型の中に液体金属を注ぎ、その初期相の少なくとも一部が改質したデンドライトから出る小塊の形を取るチキソトロピーの金属製品及び特にアルミニウム合金製品を製造するために連続鋳造を用いる方法であって、鋳型の熱いゾーン及び冷たいゾーンの回りには、その軸が鋳型の軸でありそして多相交流が供給される環状の巻物から成る一連の誘導子が配設され、多相交流の相は、鋳型の軸と平行でそして一つの方向若しくはもう一つの方向に、即ち一つの方向にそして次にもう一つの方向に交互に動き、鋳型の軸を通過する面中での運動で金属を伴出する電磁力を発生させ、さらに冷たいゾーンから熱いゾーンへの及び逆方向でのデンドライト結晶の移動をもたらしてこれらの結晶の表面の再融解及びそれらの小塊への改質をもたらす滑り磁界が鋳型の内側にあるように配置されていることを特徴とする方法。
IPC (8件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/04 111 ,  B22D 11/04 114 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 11/04 312 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 27/02 ,  B22D 27/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平3-038019

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