特許
J-GLOBAL ID:200903041296984250

インクジェット・プリンタおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-315660
公開番号(公開出願番号):特開平7-164638
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】インクの圧力変動を吸収,制振するとともに、インク供給の安定化とコスト低減を図る。【構成】ベース1はポリサルフォン樹脂からなり、左側面に供給溝1aと、凹部1bと、連通溝1cとが彫り込まれる。供給溝1aは、図示してないインク供給路につながり、凹部1bはインクを滞留させる。ダイヤフラム2は、厚さ20〜100 μmのポリサルフォン樹脂からなる圧力変動の吸収用弾性膜で、同心円環状の波形部2aが成形され、これによって本来の弾性が強化される。ベース1とダイヤフラム2は、接合の前に紫外線照射されて、インクと接触する表面の活性度が増してインクとの濡れ性が向上する。熱融着による接合の後、内部がオゾン処理されて表面の分子構造が改質され、OH基が形成されて活性度が増し、インクに対する濡れ性がさらに向上する。
請求項(抜粋):
走行するインクジェット記録ヘッドと、定置のインク容器との間がダンパ付きインク供給路によって連通,接続されたプリンタにおいて、ダンパは、インク供給路の一部と、これに連通する凹部とが彫り込み形成され、これらの内面が紫外線照射処理による活性化状態の熱可塑性プラスチックのベース、および、そのインク供給路の一部と凹部とを覆い、内面が紫外線照射処理による活性化状態の熱可塑性プラスチックのダイヤフラムが、熱融着によって接合されてなることを特徴とするインクジェット・プリンタ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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