特許

J-GLOBAL ID：200903041300194153

アクリルフィルムおよびその積層品

発明者： 土井 紀人 ,  松村 陽一 ,  松本 繁美
出願人/特許権者： 鐘淵化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-220115
公開番号（公開出願番号）：特開2003-073520
出願日： 2001年07月19日
公開日（公表日）： 2003年03月12日
要約：

【要約】【課題】 プラスチックの成型体等に積層されたとき応力白化が少なく、表面高度や剛性が高く、かつ透明性に優れたフィルムを提供する。【解決手段】 アクリル系グラフト共重合体とメタクリル系共重合体とからなる樹脂組成物であって、アクリル酸エステル系ゴム状重合体の含有率が5〜20重量%、アクリル酸エステル系ゴム状重合体の平均粒子径が500〜2000Å、アクリル酸エステル系ゴム状重合体の平均粒子径d(Å)とアクリル酸エステル系ゴム状重合体に用いられる架橋剤の量w(重量%)との関係が次式をみたし0.002d≦w≦0.005d、アクリル系グラフト共重合体のグラフト率が30〜200%で、且つ、樹脂組成物のメチルエチルケトン可溶分の還元粘度が0.2〜0.8dl/gである樹脂組成物を成型してなるフィルム。

請求項（抜粋）：

(A)アクリル酸エステル系ゴム状重合体を含むアクリル系グラフト共重合体と(B)メタクリル酸メチルを80重量%以上含有するメタクリル系重合体とからなる樹脂組成物であって、(1)アクリル酸エステル系ゴム状重合体の含有量が5〜20重量%、(2)アクリル酸エステル系ゴム状重合体の平均粒子径が500〜2000Å、(3)上記アクリル酸エステル系ゴム状重合体の平均粒子径d(Å)とアクリル酸エステル系ゴム状重合体に用いられる架橋剤の量w(重量%)との関係が次式を満たし、 0.002d≦w≦0.005d d:Å w:重量%(4)アクリル系グラフト共重合体(A)のグラフト率が30〜200%、かつ(5)樹脂組成物のメチルエチルケトン可溶分の還元粘度が0.2〜0.8dl/gである樹脂組成物を成形してなるフィルム。

IPC (4件)：

C08L 33/10 ,  B32B 27/30 ,  C08J 5/18 CEY ,  C08L 51:04

FI (4件)：

C08L 33/10 ,  B32B 27/30 A ,  C08J 5/18 CEY ,  C08L 51:04

Fターム (27件)：

4F071AA33 ,  4F071AA77 ,  4F071AA88 ,  4F071AE02 ,  4F071AF14 ,  4F071AF25 ,  4F071AF30 ,  4F071BA01 ,  4F071BB06 ,  4F071BB09 ,  4F071BC01 ,  4F100AB01 ,  4F100AK01 ,  4F100AK25A ,  4F100AL01A ,  4F100AL05A ,  4F100AN02A ,  4F100AT00B ,  4F100BA02 ,  4F100CA02A ,  4F100EH362 ,  4F100HB00 ,  4F100JK02 ,  4F100JN01 ,  4J002BG051 ,  4J002BN122 ,  4J002GF00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 熱可塑性樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-208737   出願人：テクノポリマー株式会社
• アクリル樹脂フィルム状物及び積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-180215   出願人：三菱レイヨン株式会社
• 加工性良好なアクリルフィルム、およびそのアクリルフィルムを積層した成形品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-250681   出願人：三菱レイヨン株式会社
• 特開昭63-010610