特許
J-GLOBAL ID:200903041301313270

回転炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153376
公開番号(公開出願番号):特開平8-021686
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 従来の方式と全く異なる方式によって処理物の粘性或いは粘土に係わらず所望の滞留時間、即ち加熱時間を確保しつつ、加熱の制御にばらつきを生じない回転炉を提供することにある。【構成】 炉心管に強固に連結されたじゃま板片が形成するせき止めを炉心管の内周方向にオフセット配置させることによって、炉心管をその長手方向軸線を回転軸線として回転させつつ、処理物の炉心管の長手方向に沿った傾斜下方への移動を阻止し、その結果従来と全く異なる方式によって炉心管内の滞留時間を確保することができる。さらに、一体成形の長尺管を炉心管とすることによって二重構造に起因するすべりを生じることなく、しかもじゃま板を炉心管に嵌め込むことによって、じゃま板と炉心管の結合部に十分な強度を確保させることができる。
請求項(抜粋):
側面に複数の長孔を有し、傾斜した長手方向軸線を回転軸線として回転可能なセラミック製の炉心管と、それぞれ該長孔に嵌め込まれ且つ前記炉心管に溶着された、複数のじゃま板片とを有し、前記じゃま板片は、それぞれ前記炉心管の内面から内方に突出し、前記炉心管内を通過する処理物のせき止め面を形成し、前記炉心管の長手方向に隣合う前記じゃま板片のせき止め面は、前記炉心管の内周方向にオフセット配置されることを特徴とする回転炉。
IPC (2件):
F27B 7/04 ,  F27B 7/22

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