特許
J-GLOBAL ID:200903041302105590

腹壁吊り上げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157735
公開番号(公開出願番号):特開平8-019546
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】腹腔鏡下手術において、挿入の際に皮下組織の損傷を低減でき、簡単な操作で吊り上げ可能で、且つ良好な視野が確保できる腹壁吊り上げ装置の提供。【構成】扇子型の機構を備える腹壁吊り上げ装置1を、切開箇所に斜めに寝かせ腹壁に沿うように挿入し、重なり合った支持部材4がすべて挿入されたら腹壁吊り上げ装置1を立てて、固定部材6のロックを解除して内筒部材3を回転させると、最も先端側に位置する支持部材41は展開し、連結糸5により他の支持部材4は等間隔に展開し、展開が終了したら固定部材6を再びロックすると支持部材4は固定され、挙上部材7に吊り上げ用ワイヤを接続し腹壁を吊り上げる。
請求項(抜粋):
体腔内に挿入し、腹壁を吊り上げて体腔内空間を確保する腹壁吊り上げ装置であって、腹壁を吊り上げる際に把持する外筒部材と、該外筒部材内に位置し、回転可能な内筒部材と、腹壁を支持する少なくとも3つの支持部材からなり、該支持部材は、一端が該内筒部材に支持され、且つ該内筒部材を回転せしめることにより、該一端を軸として各々回転可能に構成され、該支持部材が重なり合った状態で体腔内に挿入し、腹壁を吊り上げる際には該支持部材を展開することを特徴とする腹壁吊り上げ装置。

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