特許
J-GLOBAL ID:200903041305579614

建物の制震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355859
公開番号(公開出願番号):特開平10-184073
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 地震による水平荷重が建物に加わったときの変位量に対するダンパ手段の変形量を大きくする建物の制震構造を提供すること。【解決手段】 第1の補助フレーム(20)は、梁(14)の水平方向変位を上下方向変位として取り出すもので、柱(10)に結合されている。第2の補助フレーム(22)は、梁(14)の水平方向変位を上下方向変位として取り出すもので、柱(12)に結合され、補助フレーム(20)から間隔をおいて位置する。ダンパ手段(24)は、前記間隔内に配置され、補助フレーム(20,22)に取り付けられる。第1の補助フレームの水平面への投影長さと第2の補助フレームの水平面への投影長さとの和の、下方の梁(16)の上側面から上方の梁(14)の下側面までの高さに対する比は1より大きい。
請求項(抜粋):
第1の柱と、第2の柱と、これら柱に結合される上方の梁とを備える建物の制震構造であって、前記第1の柱と前記梁との結合部の水平方向変位を上下方向変位として取り出すべく前記第1の柱又は前記梁に結合され、かつ、前記第1の柱及び前記第2の柱それぞれの軸線を含む仮想面又はこれと実質的に平行な面において前記第2の柱に向けて伸びる第1の補助フレームと、前記第2の柱と前記梁との結合部の水平方向変位を上下方向変位として取り出すべく前記第2の柱又は前記梁に結合され、かつ、前記仮想面又はこれと実質的に平行な面において前記第1の柱に向けて伸び、前記第1の補助フレームから水平方向へ間隔をおく第2の補助フレームと、前記間隔内に配置され、前記第1の補助フレームと前記第2の補助フレームとにそれぞれ取り付けられるダンパ手段とを備え、前記第1の補助フレームの水平面への投影長さと前記第2の補助フレームの水平面への投影長さとの和の、前記第1の柱の下端面から前記梁の下側面までの高さに対する比を1より大きくした、建物の制震構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351
FI (2件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351

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