特許
J-GLOBAL ID:200903041312436942

内燃機関用無接点点火装置における始動制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045659
公開番号(公開出願番号):特開平8-247012
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 断続体スイッチのオン・オフによる内燃機関の動作に対する作用を動作状況に適合させることを技術的課題とし、円滑で安定した稼働を確保した状態で、始動時の安全性を確保し、構成を簡単にして製作を容易とし、調整を不要とする。【構成】 点火コイルの一次巻線の逆電圧により、断続体スイッチ8“続”状態で点火回路を動作不能とする第一スイッチング素子3と、一次巻線の順電圧で第一スイッチング素子をトリガ不能とする第二スイッチング素子5とを設け、点火回路作動時に正常に発生する順電圧で第一スイッチング素子をトリガ不能とするので、動作の調整を不要とすると共に、回路構成がきわめて簡単になる。
請求項(抜粋):
二次巻線(T2)に点火プラグ(P) を接続した点火コイル(T) の一次巻線(T1)に流れる一次短絡電流を、点火回路(TC)により急激に変化させることにより、前記二次巻線(T2)に高電圧を誘起して、前記点火プラグ(P) に火花放電を発生させて点火動作を行う内燃機関用無接点点火装置において、前記一次巻線(T1)に誘起された逆電圧を充電する第一充電コンデンサ(6) と、クラッチ等の断続体の“続”によりオンし、“断”によりオフする断続体スイッチ(8) と、ダイオード(7) とを直列接続した第一充電回路(2) を構成し、前記第一充電コンデンサ(6) に接続された放電回路中に、該第一充電コンデンサ(6) の充電によりトリガ可能な状態となると共に、トリガにより前記点火回路(TC)を点火動作不能とする第一スイッチング素子(3) を設け、前記一次巻線(T1)に誘起された順電圧を充電する第二充電コンデンサ(9) とダイオード(10)とを直列接続した第二充電回路(4) を構成し、前記第二充電コンデンサ(9) に接続された放電回路中に、該第二充電コンデンサ(9) の充電によりトリガ可能な状態となると共に、トリガにより前記第一スイッチング素子(3) のオンを不能とする第二スイッチング素子(5)を設けて成る内燃機関用無接点点火装置における始動制御回路。
IPC (4件):
F02P 3/04 304 ,  F02P 3/04 301 ,  F02N 11/10 ,  F02N 15/10
FI (4件):
F02P 3/04 304 Z ,  F02P 3/04 301 R ,  F02N 11/10 Z ,  F02N 15/10 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-070227
  • 特開昭54-103927

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