特許

J-GLOBAL ID：200903041317531323

ポリエステル中空太細繊維及びその製造方法

発明者： 白井 剛 ,  秋田 隆 ,  坂倉 秀夫
出願人/特許権者： 三菱レイヨン株式会社
代理人 (1件)： 田村 武敏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-117644
公開番号（公開出願番号）：特開平8-291463
出願日： 1995年04月20日
公開日（公表日）： 1996年11月05日
要約：

【要約】【目的】 高い吸水性を有すると共に、優れた接触涼感とドライ感のある風合いを有するポリエステル中空太細繊維を提供し、かつ、かかる繊維を安定性よく得る。【構成】 一次粒子の平均粒径が0.1μm以下、BET法で測定した比表面積が150m2/g以下の乾式法シリカ粒子を0.2〜2重量%含有のポリエステルからなる中空太細繊維であって、中空率が25%以上の中空部、繊維表面に微細凹凸構造及びその少なくとも一部に繊維軸方向の径が0.5〜10μm、幅方向の径が0.5〜5μmの繊維表面から中空部への貫通孔を有するポリエステル中空太細繊維を、乾式法シリカ粒子を含有するポリエステルポリマーを溶融紡糸して未延伸繊維とし、最大延伸倍率の0.45〜0.55倍の延伸倍率、結晶化温度以下の温度で不均一延伸し、ガラス転移温度以上結晶化温度以下の温度で熱セットした後、減量率10%以上のアルカリ減量して得る。

請求項（抜粋）：

一次粒子の平均粒径が0.1μm以下、BET法により測定した比表面積が150m2/g以下の乾式法シリカ粒子を0.2〜2重量%含有する主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートであるポリエステルからなる中空太細繊維であって、中空率が25%以上の中空部、繊維表面に微細凹凸構造及び繊維表面の少なくとも一部に繊維軸方向の径が0.5〜10μm、幅方向の径が0.5〜5μmの繊維表面から中空部へ貫通する細孔を有することを特徴とするポリエステル中空太細繊維。

IPC (8件)：

D06M 11/38 ,  D01F 6/62 301 ,  D01F 6/62 303 ,  D01F 6/62 ,  D01F 6/92 301 ,  D01F 6/92 ,  D01F 6/92 306 ,  D06M101:32

FI (7件)：

D06M 5/02 D ,  D01F 6/62 301 G ,  D01F 6/62 303 E ,  D01F 6/62 303 C ,  D01F 6/92 301 Q ,  D01F 6/92 301 M ,  D01F 6/92 306 B