特許
J-GLOBAL ID:200903041318688358

間接吸光度検出法によるキャピラリ電気泳動分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257370
公開番号(公開出願番号):特開平6-082423
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 試料イオン種間のピークの分離をよくし、検出感度も高める。【構成】 2成分のUV吸収体イオンをバックグラウンド電解質として用い、1つはピーク2の成分イオンに近接し、他方はピーク5の成分イオンに近接している場合(B)。ピーク2と5は対称形をなし、ピーク1と4はわずかにフロンティングをもち、ピーク3と6はわずかにテーリングをもつ。バックグラウンド電解質として3成分のUV吸収体イオンを含み、それぞれの実効移動度がピーク1の試料成分とピーク2の試料成分の間、ピーク3の試料成分とピーク4の試料成分の間、ピーク5の試料成分とピーク6の試料成分の間にある場合(C)、ピーク1〜6はそれぞれほぼ対称的な形状をなし、広い移動度の範囲にわたってシャープなピークを得ることができる。
請求項(抜粋):
紫外吸収検出器を備えたキャピラリ電気泳動装置を用い、キャリヤ電解質液に検出波長に吸収をもつバックグラウンド電解質を含み、検出波長に吸収をもたないか吸収の小さいイオンを測定する間接吸光度検出法によるキャピラリ電気泳動分析方法において、前記バックグラウンド電解質として複数の紫外線吸収体イオンを含み、それらの紫外線吸収体イオンの実効移動度は互いに異なり、かつそれらの実効移動度はそれぞれ試料中のいずれかの分析対象イオン種の実効移動度に近いものであることを特徴とするキャピラリ電気泳動分析方法。

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