特許
J-GLOBAL ID:200903041319193921

低密度パリティ検査符号の復号装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  佐藤 泰和 ,  吉元 弘 ,  川崎 康 ,  鈴木 順生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-269411
公開番号(公開出願番号):特開2009-100222
出願日: 2007年10月16日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】低密度パリティ検査符号の復号に要する演算量を低減することにより高い復号スループットを得る。【解決手段】本発明の一態様としての復号装置は、検査行列により定義される低密度パリティ検査符号を復号する復号装置であって、検査行列の行毎に、行処理演算を行うことにより行処理演算データを計算する行処理演算手段と、検査行列の行毎に、前記行により規定されるパリティ検査式の成立に対する信頼性の程度を表す信頼度係数を計算する信頼度係数計算手段と、検査行列の列毎に、列処理演算を行うことにより列処理演算データを計算する列処理演算手段と、前記行処理演算手段の処理と前記信頼度係数計算手段の処理と前記列処理演算手段の処理とを1セットとして繰り返し実行し、前記セットを繰り返し実行する間において前記信頼度係数が閾値を満たした行に対しては前記行処理演算手段の処理と前記信頼度係数計算手段の処理を省略する繰り返し制御手段と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
検査行列により定義される低密度パリティ検査符号を復号する復号装置であって、 受信語データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された受信語データを、初期化された列処理演算データとして行番号および列番号ごとに記憶する列処理演算データ記憶手段と、 行処理演算データの書き込み要求を受けて前記行処理演算データを行番号および列番号ごとに記憶する行処理演算データ記憶手段と、 前記検査行列の行毎に、「1」の要素に対して前記列処理演算データ記憶手段に記憶された前記列処理演算データを読み出し、行処理演算を行うことにより前記「1」の要素に対する行処理演算データを計算し、計算された行処理演算データの前記書き込み要求を前記行処理演算記憶手段に行う、行処理演算手段と、 前記検査行列の行毎に、「1」の要素に対して前記列処理演算データ記憶手段に記憶された前記列処理演算データを読み出し、前記行により規定されるパリティ検査式の成立に対する信頼性の程度を表す信頼度係数を計算する信頼度係数計算手段と、 前記検査行列の列毎に、「1」の要素に対して前記行処理演算データ記憶手段に記憶された前記行処理演算データを読み出し、列処理演算を行うことにより前記「1」の要素に対する前記列処理演算データを計算し、計算された列処理演算データを行番号および列番号ごとに前記列処理演算データ記憶手段に書き込む列処理演算手段と、 前記行処理演算手段の処理と前記信頼度係数計算手段の処理と前記列処理演算手段の処理とを1セットとして繰り返し実行し、前記セットを繰り返し実行する間において前記信頼度係数が閾値を満たした行に対しては前記行処理演算手段の処理と前記信頼度係数計算手段の処理を省略する繰り返し制御手段と、 を備えた、低密度パリティ検査符号の復号装置。
IPC (1件):
H03M 13/19
FI (1件):
H03M13/19
Fターム (8件):
5J065AD01 ,  5J065AD07 ,  5J065AD16 ,  5J065AG02 ,  5J065AG05 ,  5J065AH01 ,  5J065AH13 ,  5J065AH21

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