特許
J-GLOBAL ID:200903041324108517

可とう歯車継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077251
公開番号(公開出願番号):特開平7-286622
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 潤滑剤を強制的に移動させて全体を混合し、潤滑剤の寿命を延長させる。【構成】 弾性体からなる攪拌部材9の固着部9aをスリーブ3に固着し、回転軸1の回転に伴う遠心力でスリーブ3の内周面の方向へ移動する可動部9bを潤滑剤8が存在する位置に配置することによって、回転軸1の回転速度の変化によって可動部9bが移動して潤滑油8が強制的に移動させられるので、徐々に全体の潤滑油8が混合される。他に、回転軸1の回転に伴う加速度の変化による慣性力で潤滑剤8を移動させることもできる。
請求項(抜粋):
スリーブの同一軸心上に設けられた一対の内歯歯車と一対のピニオンに設けられた外歯歯車とが噛み合って、上記各外歯歯車が上記内歯歯車の軸心方向に所定量の移動が可能で、かつ上記内歯歯車の軸心方向に対して所定の角度で傾くことができるように上記外歯歯車をクラウニングし、上記内歯歯車と上記外歯歯車との噛み合い部の周辺に潤滑剤を充填し、一方の上記ピニオンに固着した第1の回転軸から他方の上記ピニオンに固着した第2の回転軸へ回転力を伝達する可とう歯車継手において、固着部が上記スリーブ内で上記スリーブに固着され、上記両回転軸の回転に伴う遠心力で上記スリーブの内周面の方向へ移動する可動部を上記潤滑剤が存在する位置に配置した弾性体からなる攪拌部材を設けたことを特徴とする可とう歯車継手。

前のページに戻る