特許
J-GLOBAL ID:200903041324364670
置換ベンジル要素を組み込んだアンギオテンシンII拮抗薬
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116639
公開番号(公開出願番号):特開平6-172347
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】下記式Iを有する化合物及びそれを含む医薬組成物。具体的一例を示すと下記式となる。[式中、Eは一重結合、-O-など、R1はアルキル、アルケニルなど、R8bはH、ハロゲンなど、R9及びR10はH、アルキルなど、ZはCO2H,CNなど、-Y1-Y2-Y3-Y4-は-N=CR11-CR11=CR11-など、R11はH、ハロゲンなどを示す]【効果】上記化合物は特に眼圧降下剤として有用である。
請求項(抜粋):
構造式Iの化合物【化1】式中、ヘテロ環は以下のように規定される【化2】R1 は(a) (C1-C6)-アルキル、(C2-C6)-アルケニルあるいは(C2-C6)-アルキニルで、それぞれは置換されていないか、下記の群から選択される置換基で置換される;i) 以下に定義されるアリール、ii) (C3-C7)-シクロアルキルiii) Cl、Br、I、F、iv) OH、v) NH2vi) NH(C1-C4)-アルキル、vii) N[(C1-C4)-アルキル]2、viii) NHSO2R2 、ix) CF3x) COOR2 、あるいはxi) SO2NHR2 ;(b) アリール、ここでアリールは置換されていないか、下記の群から選択される1個あるいは2個の置換基で置換されているフェニルあるいはナフチルと定義される;i) Br、I、Cl、F、ii) (C1-C4)-アルキル、iii) (C1-C4)-アルコキシ、iv) NO2 、v) CF3 、vi) SO2NR2R2、vii) (C1-C4)-アルキルチオ、viii) ヒドロキシ、ix) アミノ、x) (C3-C7)-シクロアルキル、xi) (C3-C10)-アルケニルxii) CO2H、あるいはxiii) CO2 -(C1-C4)-アルキル;(c) ヘテロアリール、ここでヘテロアリールは5員あるいは6員のヘテロ芳香族分子部分と定義され、これはN、O、Sからなる群から選択される1個あるいは2個の原子を含んでもよく、またこのヘテロアリールは置換されていないか、下記の群から選択される置換基でモノ置換あるいはジ置換されている;i) Cl、Br、IあるいはFii) OH、iii) SH、iv) NO2 、v) (C1-C4)-アルキル、vi) (C2-C4)-アルケニル、vii) (C2-C4)-アルキニル、viii) (C1-C4)-アルコキシ、ix) CF3 、x) CO2 -(C1-C4)-アルキル、xi) NH2 、xii) NH[(C1-C4)-アルキル〕、あるいはxiii) N[(C1-C4)-アルキル]2、あるいは(d) パーフルオロ-(C1-C4)-アルキルであり;Eは(a) 一重結合(b) -S(O)n (CH2) s -、あるいは(c) -O-であり;nは、0から2であり;sは、0から5であり;J1 は、(a) -C(=M)-、(b) J1 とLが共に連結し、R7a、R7b、R8a及びR8bで置換されている6個の炭素からなる芳香族環を形成するか、あるいは(c)J1 とLが共に連結し、J1 にあるものではない1個の窒素原子を含む6員の芳香環を形成し、これはR7a、R7b、R8a及びR8bで置換されている;K1 は、(a) -C(=M)-、(b) K1 とLが共に連結し、R7a、R7b、R8a及びR8bで置換されている6個の炭素からなる芳香族環を形成するか、あるいは(c)K1 とLが共に連結し、1個の窒素原子を含む6員の芳香族環を形成し、炭素原子はR7a、R7b及びR8bで置換されている;a1 あるいはb1 の内の1個は、構造式Iaにおける二重結合であり、J1 が-C(=M)-の場合にはb1 は二重結合であり、またK1 が-C(=M)-の場合にはa1 が二重結合と規定される;J2 は、(a) -C(=M)-、あるいは(b) -C(R17)-であり;K2 は、(a) -C(=M)-、あるいは(b) -C(R17)-、ただし一つがそしてJ2及びK2 の一個のみが-C(=M)-であると規定される;a2 あるいはb2 の内の1個は、構造式Icにおける二重結合であり、J2 が-C(=M)-の場合にはb2 は二重結合であり、またK2 が-C(=M)-の場合にはa2 が二重結合と規定される;Mは、O、SあるいはNR15であり;R2 は(a) H(b) (C1-C6)-アルキル、(c) -CH2 -O-C(O)CH3 、(d) CH2 -アリール、あるいは、(e) アリルであり;R7a及びR7bは独立して、(a) H(b) (C1-C6)-アルキル、(C2-C6)-アルケニルあるいは(C2-C6)-アルキニル、(c) Cl、Br、I、F3(d) CF3 、であり、あるいは(e) 7a及び7bが隣接する炭素原子と結合している場合には、それらがフェニルあるいはナフチル環を形成するために連結されていてもよい;R8a及びR8bは独立して(a) H、(b) アリール-(C1-C4)-アルキル、(c) ヘテロアリール-(C1-C4)-アルキル、(d) (C1-C6)-アルキル、これは置換されていないかあるいは下記の群から選択される置換基で置換される;-CON(R2)2、-ヘテロアリール、-S(O)x -R21 、-テトラゾル-5-イル、-CONHSO2R21、-SO2NH -ヘテロアリール、-SO2NHCOR21、-PO(OR2)2、-PO(OR2)2、-SO2NH -CN、-NR2COOR21 、-OH、-NH2 、グアニジノ、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-アルキルチオ、(C1-C4)-アルキルアミノ、(C1-C4)-ジアルキルアミノ、-COOR2 、-CONHR2、-O-COR2あるいはフェニルあるいはナフチル、(e) -CO-アリール(f) (C3-C7)-シクロアルキル、(g) Cl、Br、I、F、(h) -OH、(i) -OR21、(j) -SH、(k) -S(O)n -(C1-C4)-アルキル、(l) -COR2、(m) -CO2H、(n) -CO2 -(C1-C4)-アルキル、(o) -SO3H、(p) -NR2R21、(q) -NR2COR21、(r) -NR2COOR21 、(s) -SO2NHR2 、(t) -SO2NR2R2、(u) -NO2 、(v) -NHSO2CF3、(w) -CONR2R2 、(x) -(C1-C4)-パーフルオロアルキル(y) -COOR2 、(z) -SO3H、(aa) -N(R2)SO2R21 、(bb) -NR2CONR4R21 、(cc) -OC(=O)NR21R2、(dd) -アリール、(ee) -NHSO2CF3、(ff) -SO2NH -ヘテロアリール、(gg) -SO2NHCOR21、(hh) -CONHSO2R21、(ii) -PO(OR2)2、(jj) -テトラゾル-5-イル、(kk) -CONH(テトラゾル-5-イル)、(ll) -SO2NHCN 、あるいは(mm) -ヘテロアリールであり;-Y1 -Y2 -Y3 -Y4 -は:(a) -N=CR11-CR11=CR11-、(b) -CR11=N-CR11=CR11-、(c) -CR11=CR11-N=CR11-、(d) -CR11=CR11-CR11=N-、(e) -N=CR11-N=CR11-、(f) -CR11=N-CR11=N-、(g) -N=N-CR11=CR11-、(h) -CR11=N-N=CR11-、(i) -CR11=CR11-N=N-、(j) -N=CR11-CR11=N-、【化3】式中、aは上記の定義〔(a)から(t)〕のそれぞれにおいて二重結合を示す。【化4】式中、aは上記の定義〔(u)から(z)〕のそれぞれにおいて一重結合を示す。R9 及びR10はそれぞれ独立して:(a) H、(b) Cl、Br、I、F、(c) NO2 、(d) (C1-C6)-アルキル、(e) (C1-C6)-アシルオキシ、(f) (C3-C6)-シクロアルキル、(g) (C1-C6)-アルコキシ、(h) -NHSO2R2 、(i) ヒドロキシ-(C1-C4)-アルキル、(j) アリール-(C1-C4)-アルキル、(k) (C1-C4)-アルキルチオ、(l) (C1-C4)-アルキルスルフィニル、(m) (C1-C4)-アルキルスルホニル、(n) NH2 、(o) (C1-C4)-アルキルアミノ、(p) (C1-C4)-ジアルキルアミノ、(q) CF3 、(r) -SO2NHR2 、(s) フリル、(t) アリール、あるいは(u) R9 及びR10が隣接する炭素原子と結合している場合には、それがフェニルあるいはナフチル環を形成するために連結されていてもよい;R11は、(a) H(b) Cl、Br、I、F、(c) NO2 、(d) NH2 、(e) (C1-C4)-アルキルアミノ、(f) ジ-(C1-C4-アルキル)アミノ、(g) SO2NHR2 、(h) CF3 、(i) (C1-C4)-アルキル(j) (C1-C4)-アルコキシであり、あるいは(k) 2個のR11置換基が隣接する炭素原子と結合している場合には、それらがフェニルあるいはナフチル環を形成するために連結されていてもよい;R12は、(a) H、(b) (C1-C4)-アルキル、あるいは(c) フェニル、あるいは-CH2 -フェニルであり、フェニルは置換されていないか、下記の群から選択される1個あるいは2個の置換基で置換される;Cl、Br、I、F、(C1-C4)-アルキル、あるいは(C1-C4)-アルコキシ、CF3、NH〔(C1-C4)-アルキル〕、N[(C1-C4)-アルキル]2、NH2 あるいはCO2R2 ;Zは、(a) -CO2R2 、(b) -SO3R13、(c) -NHSO2R14、(d) -PO(OR13)2 、(e) -SO2NHR2 、(f) -CONHOR13、(h) -CN、(i) -SO2NH -heteroaryl、(j) -CH2SO2NH-heteroaryl、(k) -SO2NHC(O)R14、(l) -CH2SO2NHC(O)R14 、(m) -C(O)NHSO2R14、(n) -CH2C(O)NHSO2R14 、(o) -NHSO2NHC(O)R14、(p) -NHC(O)NHSO2R14、【化5】R13は、H、-CH2 -フェニル、あるいは-CH(R4)-O -C(O)R4であり;R14は、(a) アリール(b) ヘテロアリール(c) (C3-C7)-シクロアルキル(d) (C1-C4)-アルキル、置換されていないか、下記の群から選択される置換基で置換される;アリール、ヘテロアリール、-OH、-SH、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-アルキルチオ、-CF3、Cl、Br、F、I、-NO2 、-CO2H、 CO2-(C1-C4)-アルキル、-NH2 、-N[(C1-C4)-アルキル]2、-NH〔(C1-C4)-アルキル〕、-PO3HあるいはPO(OH)(C1-C4)-アルキオキシあるいは、(e) (C1-C4)-パーフルオロアルキルであり、R15は(a) H、(b) アリール、(c) (C1-C6)-・・・
IPC (6件):
C07D401/10 239
, C07D401/10 249
, A61K 31/44 ABL
, A61K 31/44 AEQ
, A61K 31/505 ABU
, C07D401/14
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