特許

J-GLOBAL ID：200903041327863510

ポリプロピレン系組成物

発明者： 倉持 仁 ,  古嶋 修 ,  隅 祥高 ,  中島 隆則 ,  秋田谷 真一
出願人/特許権者： チッソ株式会社
公報種別：再公表公報
出願番号（国際出願番号）：JP1999004397
公開番号（公開出願番号）：WO2000-011081
出願日： 1999年08月13日
公開日（公表日）： 2000年03月02日
要約：

【要約】本発明の組成物は、低コストでシボ転写性に優れ、各種表皮材や内装材に適する。本発明は、結晶性ポリプロピレンとプロピレン-αオレフィンのコポリマーを含有するプロピレン系ブロック共重合体と、オレフィン系合成ゴム成分及び/又はスチレン系合成ゴム成分とを含有するポリプロピレン系組成物である。コポリマーの極限粘度比[η]RCが6.5dl/g以下、コポリアーと結晶性ポリプロピレンとの極限粘度比[η]RC/[η]PPが0.5〜1.3、この極限粘度比とこれらの重量比との積([η]RC/[η]PP)×(WPP/WRC)が0.2〜4.5である。結晶性ポリプロピレンとゴム成分とのメルトフローレートの比[MFR]TR/[MFR]PPが0.3〜80である。

請求項（抜粋）：

結晶性ポリプロピレンとプロピレン-αオレフィンのコポリマーを含有するプロピレン系ブロック共重合体成分と、オレフィン系合成ゴム成分及び/又はスチレン系合成ゴム成分とを含有するシボ転写性に優れるポリプロピレン系組成物であって、 上記ブロック共重合体成分におけるコポリマーの極限粘度[η]RCが6.5dl/g以下で、このコポリマーと上記結晶性ポリプロピレンとの極限粘度比[η]RC/[η]PPが0.5〜1.3で、この極限粘度比[η]RC/[η]PPとこれらの重量比WPP/WRCとの積([η]RC/[η]PP)×(WPP/WRC)が0.2〜4.5の範囲にあり、 且つ上記ブロック共重合体成分における結晶性ポリプロピレンのメルトフローレート(230°C、21.18N)と上記ゴム成分とのメルトフローレート(230°C、21.18N)の比[MFR]TR/[MFR]PPが、0.3〜80であることを特徴とするポリプロピレン系組成物。

IPC (2件)：

C08L 53/00 ,  C08L 23/00

FI (2件)：

C08L 53/00 ,  C08L 23/00