特許
J-GLOBAL ID:200903041333751937

電動パワーステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-274269
公開番号(公開出願番号):特開平8-113151
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 ハンドルが回転されていても確実にフェールセーフリレーの非導通検査を行うことのできる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供する。【構成】 イグニッション・スイッチ14がオン状態又はオフ状態となったときに、リレー接点23cを開放状態にすると共に、Hブリッジ回路22bの下段側に配設された左右のFET22b3及びFET22b4をオン状態にしてから、マイクロコンピュータ13でリレー接点の端子電圧Viを読み込み、この端子電圧Viと設定値Vrとを比較してフェールセーフリレー23aの非導通異常の検査を行う。異常検出時に電動モータ12が短絡状態にあるので、ハンドルの回転による電動モータ12の誘導起電力発生の影響を回避することができる。
請求項(抜粋):
操舵系の操舵トルクを検出するトルク検出手段と、操舵系に対して操舵補助力を与える電動モータと、少なくとも前記トルク検出手段のトルク検出値に基づいて前記電動モータを制御する制御信号を出力する制御手段と、電源からの駆動電流が開閉指令に応動するフェールセーフ手段を介して供給され、且つ、前記制御手段の制御信号に基づいて前記電動モータを駆動する駆動手段とを備える電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記電動モータを含む閉回路を構成して、前記電動モータのみを短絡状態とする短絡手段と、所定の異常検査時に、前記短絡手段を作動させて前記電動モータを短絡状態とし、且つ、前記フェールセーフ手段に開放指令を出力した状態で、当該フェールセーフ手段の出力電圧を検出し、当該検出電圧値と設定値とを比較して異常を検出するフェールセーフ異常検出手段とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00

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