特許
J-GLOBAL ID:200903041336562990

合成複合酸化物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070638
公開番号(公開出願番号):特開平9-255893
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】短時間、低温の固相反応によって、過剰な焼結状態を生じることなく均質な複合酸化物を得ること。【解決手段】水酸化物、酸化物、炭酸塩などからなる出発原料を粉砕混合した後加熱して複合酸化物を生成する工程と、この複合酸化物を粉砕し微細化する工程を含む複合酸化物の製造法において、この粉砕混合に代えて、原料調合後に各種ミルを用いて長時間ミル引きを行い、粉砕に必要なエネルギー以上のものを粉体に与えることにより、粉体を複合化、活性化させ、いわゆるメカノケミカル効果を付与する出発原料中のそれぞれの元素が所定の割合で均一に存在する2次粒子を形成する複合処理を行う。これを、とくに、顔料の製造に適用することによって、色調が均一でかつ色の鮮明な高品質の顔料が得られる。得られた粉体は、焼成温度が従来に比べ200〜400°C低温で、なおかつ、短時間で発色するに至る。
請求項(抜粋):
水酸化物、酸化物、炭酸塩などからなる出発原料を粉砕混合した後加熱して複合酸化物を生成する工程と、この複合酸化物を粉砕し微細化する工程を含む複合酸化物製造法において、前記複合酸化物を粉砕し微細化する工程に代えて前記出発原科中のそれぞれの元素が所定の割合で均一に存在する2次粒子を形成する複合処理を行なうことを特徴とする。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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