特許
J-GLOBAL ID:200903041342288905

ディスクキャッシュ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252212
公開番号(公開出願番号):特開平8-115264
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 プロセスの実行優先度に応じて、掃き出し制御が行われるディスクキャッシュ装置を提供する。【構成】 ディスクキャッシュ装置11内に、アクセスを行うそれぞれのファイルに対して設定される優先度情報を、ファイル識別子と対応づけて記憶する優先度テーブル13を設け、キャッシュメモリ12の、あるエントリにデータを書き込む際には、そのエントリの管理情報として、そのデータが属するファイルに対して設定されている優先度情報を記憶させる。そして、新たなデータを格納するために、エントリを掃き出す(開放する)必要が生じたときには、各エントリに対して記憶されている優先度情報を基に、低い優先度が与えられているエントリを探索し、そのエントリにデータが格納されるようにディスクキャッシュ装置を構成する。
請求項(抜粋):
ディスク装置内のデータを一時的に記憶するための複数個のエントリを有するキャッシュメモリと、アクセスを行うそれぞれのデータに対して設定される優先度情報を、そのデータのディスク装置内でのアドレスと対応づけて記憶する優先度記憶手段と、前記キャッシュメモリの各エントリを管理するための管理情報として、そのエントリに記憶されたデータのディスク装置内におけるアドレスと、そのアドレスに対して設定されている優先度情報を記憶する管理情報記憶手段と、読み出しを要求されたアドレスのデータが前記キャッシュメモリ内に記憶されていない場合に、前記管理情報報記憶手段に記憶されている優先度情報を基に、低い優先度が与えられているデータが記憶されたエントリを選択して、そのエントリの内容を掃き出す掃出手段と、読み出しを要求されたアドレスのデータをディスク装置から読み出して、そのデータをこの掃出手段によって掃き出されたエントリに書き込むとともに、読み出しに用いたアドレスとそのアドレスに対応づけて前記優先度記憶手段に記憶されている優先度情報を、そのエントリに関する管理情報として前記管理情報記憶手段に記憶させるデータ更新手段とを具備するディスクキャッシュ装置。
IPC (2件):
G06F 12/12 ,  G06F 12/08 320
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-215151
  • 特開平1-276349

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