特許
J-GLOBAL ID:200903041344891722

耐遅れ破壊性に優れた高強度線材およびその製造方法並びに高強度ボルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121541
公開番号(公開出願番号):特開平11-315348
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 引張強度が1200N/mm2 以上でありながら耐遅れ破壊性に優れた高強度線材、およびその様な高強度線材を得る為の有用な方法、並びに上記の特性を有する高強度ボルトを提供する。【解決手段】 C:0.5〜1.0%を含む鋼からなり、初析フェライト、初析セメンタイト、ベイナイトおよびマルテンサイトの1種または2種以上の組織生成を抑制し、パーライトラメラー間隔が200nm以下であるパーライト組織の面積率を80%以上としたものであり、且つ強伸線加工によって1200N/mm2 以上の強度にしたものである。また鋼材を800°C以上に加熱した後、520〜650°Cの温度まで急冷し、その温度で恒温保持することにより、初析フェライト、初析セメンタイト、ベイナイトおよびマルテンサイトの1種または2種以上の組織生成を抑制し、パーライトラメラー間隔が200nm以下であるパーライト組織の面積率を80%以上とし、その後強伸線加工によって1200N/mm2 以上の強度にする。
請求項(抜粋):
C:0.5〜1.0%(質量%の意味、以下同じ)を含む鋼からなり、初析フェライト、初析セメンタイト、ベイナイトおよびマルテンサイトの1種または2種以上の組織生成を抑制し、パーライトラメラー間隔が200nm以下であるパーライト組織の面積率を80%以上としたものであり、且つ強伸線加工によって1200N/mm2 以上の強度と優れた耐遅れ破壊性を有する様にしたものであることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度線材。
IPC (8件):
C22C 38/00 301 ,  B21J 5/00 ,  C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C21D 9/52 104 ,  C22C 38/10 ,  C22C 38/30 ,  F16B 35/00
FI (8件):
C22C 38/00 301 Y ,  B21J 5/00 A ,  C21D 8/06 A ,  C21D 9/52 103 B ,  C21D 9/52 104 ,  C22C 38/10 ,  C22C 38/30 ,  F16B 35/00 J
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る