特許
J-GLOBAL ID:200903041345228725

低精度の部品により構成した高精度測定回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206152
公開番号(公開出願番号):特開2001-033272
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 従来、高精度で高価な部品を必要とした信号レベルが微小な回路、または高精度が要求される回路において、精度が低い安価な部品により構成した高精度な回路を提供する。【解決手段】 信号回路等に極めて精度が低い部品を使用したために、本発明を実施しないときには、増幅回路の出力が大幅にスケールオーバーして回路が動作不能になるような条件であっても、予備操作において、D/A変換器の出力を調整して、増幅回路の出力範囲がA/D変換器の入力範囲に収まるようにして、回路を動作可能な状態にする。補正操作による補正を行ない回路の精度を所定の精度に収める。補正操作を短期間に繰り返すことによって、補正操作間における回路の周囲温度変化を小さくおさえ、さらに、信号回路等の電源を間欠給電にして、回路部品の自己加熱を小さくすることもできる。これらにより、温度係数が大きい部品を使用することができる。
請求項(抜粋):
被測定対象の信号回路の出力と、制御部の出力を入力とするD/A変換器出力とを加算器で加算し、該加算器出力を増幅回路およびA/D変換器を経て前記制御部に入力する回路において、入力サイクルに、予備操作、および1回または複数回の入力操作を含み、予備操作では、使用部品の誤差に起因して増幅器の出力がスケールオーバーすべき条件であっても、D/A変換器の出力を調整することによって、増幅器の出力範囲がA/D変換器の入力範囲に収まるようにし、入力操作では、前記信号回路から入力データを入力して利用することによって、信号レベルが微弱な回路、または高精度を必要とする回路において、絶対値精度が低い部品の使用を可能ならしめることを特徴とする測定回路。
IPC (2件):
G01D 3/024 ,  G01D 3/028
FI (2件):
G01D 3/02 R ,  G01D 3/04 D
Fターム (7件):
2F075AA03 ,  2F075BB03 ,  2F075BB04 ,  2F075BB05 ,  2F075EE08 ,  2F075EE17 ,  2F075EE18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 歪み測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-269800   出願人:横河電機株式会社

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