特許
J-GLOBAL ID:200903041369720590

摩擦クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317054
公開番号(公開出願番号):特開平5-215150
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 摩擦クラッチにおいて摩擦ライニングの摩耗に基づくクラッチ圧着力の変化を補償する後調整装置を改良して、従来の欠点であったクラッチ機能の障害並びにクラッチ解離不能の危険を回避するとともに、乱暴な運転にも耐えるこひとができ、構造が簡単であり、確実な機能が長期間にわたって得られ、組込みスペースがわずかであり、しかも製作費が安価であるような摩擦クラッチを提供する。【構成】 ダイヤフラムばねの旋回支承部(12)が、クラッチディスクの摩擦ライニング(7)の摩耗を補償する自動的に作動する後調整装置(16)により軸方向に移動可能であり、ダイヤフラムばねがこの旋回支承部に支持力の作用で支持されている。
請求項(抜粋):
回動不能にかつ軸方向では制限範囲内を変位可能にケーシングと結合されたプレッシャプレートを有する特に自動車用の摩擦クラッチにおいて、ケーシングとプレッシャプレートとの間には、圧着力を発生させるダイヤフラムばねが軸方向で緊定されており、該ダイヤフラムばねが一方の側では前記ケーシングによって支持された旋回支承部を中心として旋回可能であり、また他方の側では、前記プレッシャプレートとフライホイールのような対応受圧板との間に締込み可能なクラッチディスクの方に向かって前記プレッシャプレートを負荷しており、ケーシングによって支持された前記旋回支承部が、クラッチディスクの摩擦ライニングの摩耗を少なくとも補償し送り機構によって送られかつカバーとダイヤフラムばねとの間で作用する自動的な後調整装置によって軸方向に変位可能であり、かつ、前記ダイヤフラムばねが前記旋回支承部の方に向かって支持力の作用を受けていることを特徴とする、摩擦クラッチ。
IPC (2件):
F16D 13/75 ,  F16D 13/71
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-261928

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