特許
J-GLOBAL ID:200903041370402551

電気自動車の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-071143
公開番号(公開出願番号):特開平6-261416
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 車両の個体差や経時変化、路面勾配や車両重量等の運転状態の相違に拘らず、常に適切なクリープトルクが得られるようにする。【構成】 ブレーキON等のクリープ制御実行条件を満足した場合に、SC1〜SC3でブレーキ力,車両の傾斜角(路面勾配),および車両重量に応じて基本クリープ制御量Kおよび学習制御量kgを読み込み、SC8で目標トルクToをK+kgとして電動モータのクリープトルク制御を行う。また、その制御中にSC9,SC11で車速Vが零か否かを判断し、零でない場合にはSC10,SC12で学習制御量kgを増減することにより、次回の制御サイクル時の目標トルクToを増減する。
請求項(抜粋):
車速が略零の場合に電動モータにクリープトルクを発生させる電気自動車の駆動力制御装置であって、車両の運転状態をパラメータとしてクリープ制御量を記憶している記憶手段と、実際の車両の運転状態に応じて前記記憶手段からクリープ制御量を読み出し、該クリープ制御量に応じて前記電動モータの出力トルクを制御するクリープトルク制御手段と、該クリープトルク制御手段による前記電動モータのトルク制御時に、実際の車速が略零の所定車速となるように該電動モータの出力トルクを増減するトルク変更手段と、該トルク変更手段によって増減された前記出力トルクに応じて、前記記憶手段に記憶されているクリープ制御量を更新する更新手段とを有することを特徴とする電気自動車の駆動力制御装置。

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