特許
J-GLOBAL ID:200903041375779360

非常用炉心冷却設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302129
公開番号(公開出願番号):特開平5-142380
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】非常用炉心冷却設備において、仮想的な事故時に、中間容器及びこれに連通する配管、弁を設けることによって、外部水源及びポンプを要せずに静的な手段により圧力抑制室の冷却水を炉心冷却に有効に活用できるようにする。【構成】圧力容器2と、格納容器3と、圧力抑制室4と、4と3内のドライウェル7とを連絡するベント管5とを有する非常用炉心冷却設備において、炉心の冷却に好適な注水領域6より高い位置に設置された中間容器10と、10と4を連絡する配管30と、10と6を連絡する配管31と、10と7を連絡し中間に弁22を設けた配管32と、10と熱交換器14を連絡し中間に弁23を設けた配管33とを設ける。さらに、10と同一の構成を有するもう1つの中間容器12とこれに連通する配管並びに弁を設けてもよい。
請求項(抜粋):
炉心を内蔵する圧力容器と、前記圧力容器を配置した格納容器と、水プールを備えた圧力抑制室と、前記圧力制御室と前記格納容器内のドライウェルとを連絡するベント管とを有する原子炉設備における非常用炉心冷却設備において、前記炉心の冷却に好適な注水領域より高い位置に設置された中間容器と、前記中間容器の下部と前記圧力抑制室の水プールとを連絡し中間に逆止弁を設けた第1の配管と、前記中間容器下部と前記注水領域とを連絡し中間に逆止弁を設けた第2の配管と、前記格納容器内のドライウェルの圧力よりも低い圧力を供給する低圧手段と、前記中間容器と前記低圧手段とを連絡する第3の配管と、前記第3の配管に設けられた第1の弁と、前記中間容器と格納容器のドライウェルとを連絡する第4の配管と、前記第4の配管に設けられた第2の弁とを有することを特徴とする非常用炉心冷却設備。
IPC (3件):
G21C 15/18 GDB ,  G21C 9/00 ,  G21C 15/18

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