特許
J-GLOBAL ID:200903041378158331

スペクトラム拡散受信装置の遅延ロックループ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227215
公開番号(公開出願番号):特開平6-077929
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 数値演算に用いられるROMと配線を減らす。【構成】 復調用疑似ランダム符号に対し、所定位相進んだ疑似ランダム符号と受信スペクトラム拡散信号との相関(早期信号相関ベクトル)と、復調用疑似ランダム符号に対し、所定位相遅れた疑似ランダム符号と受信スペクトラム拡散信号との相関(遅延信号相関ベクトル)とを求め、両ベクトルの大きさの相関差を制御信号発生器で演算して復調用疑似ランダム符号の位相を制御する。遅延ロックループの上記制御信号発生器は、早期信号相関ベクトルの実数成分Acosθと遅延信号相関ベクトルの実数成分Bcosθとの実数差を演算する減算器6、虚数成分Asinθと虚数成分Bsinθとの虚数差を演算する減算器5、及び実数差と虚数差とから相関差を演算する数値演算用ROM4から構成される。
請求項(抜粋):
復調用疑似ランダム符号に対し、所定位相進んだ疑似ランダム符号と受信スペクトラム拡散信号との相関(早期信号相関ベクトル)と、上記復調用疑似ランダム符号に対し、上記所定位相遅れた疑似ランダム符号と上記受信スペクトラム拡散信号との相関(遅延信号相関ベクトル)とを求め、これら早期信号相関ベクトルの大きさと遅延信号相関ベクトルの大きさとの相関差を制御信号発生器で演算し、この演算結果に応じて上記復調用疑似ランダム符号の位相を制御して上記受信スペクトラム拡散信号の疑似ランダム符号に対し同期を保持するスペクトラム拡散受信装置の遅延ロックループにおいて、上記制御信号発生器は、上記早期信号相関ベクトルの実数成分と上記遅延信号相関ベクトルの実数成分との実数差を演算する手段と、上記早期信号相関ベクトルの虚数成分と上記遅延信号相関ベクトルの虚数成分との虚数差を演算する手段と、上記実数差と上記虚数差とから上記相関差を演算する手段と、を備えていることを特徴とするスペクトラム拡散受信装置の遅延ロックループ。

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