特許
J-GLOBAL ID:200903041387783966

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182794
公開番号(公開出願番号):特開平9-033653
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】加算式レーダ装置において、製造コスト高を招くことなく反射波形の推定精度及び距離計測精度を向上させる。【解決手段】レーダヘッド1から物標に向けて電磁波を放射し、レーダヘッド1で物標からの反射を受信する。この受信信号を、ロジック回路10内の第1シフトレジスタ13で直接サンプリングすると共に、ディレー回路15でクロック信号の半周期位相をずらして第2シフトレジスタ16でサンプリングする。これにより、従来と同様のクロック信号周波数で実質的にサンプリングデータを2倍にできる。信号処理部20では、各ビット毎の受信データを加算し、加算値から反射波形を推定して距離計測を実行する。
請求項(抜粋):
前方に電磁波を放射する放射部及び放射した電磁波の反射波を受信する受信部を備えたレーダヘッドと、クロック信号を発生するクロック発生手段と、クロック信号に同期して前記レーダヘッドから一定周期で電磁波を放射させるようレーダヘッドを制御する制御手段と、放射される電磁波の各周期毎に前記レーダヘッドで受信される反射信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングするサンプリング手段と、該サンプリング手段の各サンプリング点毎のサンプリング値を加算する加算手段と、各サンプリング点毎の加算値に基づいて反射信号波形を推定する波形推定手段と、該波形推定手段の推定反射波形に基づいて物標までの距離を演算する距離演算手段と、該距離演算手段で演算された距離値を表示する表示手段とを備えて構成されるレーダ装置において、前記サンプリング手段が、レーダヘッドから直接反射信号を入力してサンプリングする第1サンプリング部と、該第1サンプリング部のサンプリングする反射信号に対して前記クロック信号の1周期より短い位相遅れを持った反射信号をサンプリングする第2サンプリング部とを設けて構成したことを特徴とするレーダ装置。

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