特許
J-GLOBAL ID:200903041389988409

双安定磁気アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-142660
公開番号(公開出願番号):特開平6-038485
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 安定位置のいずれかを電気エネルギーを必要とせずに保持することができる磁気アクチュエータを提供する。【構成】 ハウジング1内にアーマチャ7が2つの安定位置の間で軸方向移動可能なように設けてあり、ハウジングはコイル3を収納しており、アーマチャの軸方向寸法はアクチュエータが安定位置のいずれかにある時アーマチャの一方の端部が対応する極片5と当接する共にアーマチャの他方の端部と他方の極片4との間に軸方向ギャップ14が形成されるように設定してあり、永久磁石12,13がアーマチャと極片に作用してコイルを付勢せずにアーマチャを2つの安定位置のうちのいずれかに磁気的に保持し、適当な電流パルスによりコイルを付勢すると軸方向ギャップに隣接するアーマチャの端部の磁束密度が増加すると共にアーマチャのもう一方の端部の磁束密度が減少することによりアーマチャがもう1つの安定位置へ移動し、コイルが脱勢された後もその位置に安定的に停まる。
請求項(抜粋):
双安定磁気アクチュエータであって、磁気材料のハウジング内に磁気材料のアーマチャが2つの安定位置の間で軸方向移動可能なように設けてあり、ハウジングの端部が極片により閉じてあり、アーマチャには一方の或いは双方の極片を貫通して軸方向に摺動自在に案内されるロッドが設けてあり、ハウジングはその内部を実質的に一方の極片から他方の極片へ延びるコイルを収納しており、アーマチャの軸方向寸法はアクチュエータが安定位置のいずれかにある時アーマチャの一方の端部が対応する極片と当接するかまたはその極片に隣接すると共にアーマチャの他方の端部と他方の極片との間に軸方向ギャップが形成されるように設定してあり、永久磁石がアーマチャと極片に作用してコイルを付勢せずにアーマチャが2つの安定位置のうちのいずれかに磁気的に保持されるように設けてあり、適当な電流パルスによりコイルを付勢すると軸方向ギャップに隣接するアーマチャの端部の磁束密度が増加すると共にアーマチャのもう一方の端部の磁束密度が減少することによりアーマチャがもう1つの安定位置へ移動し、コイルが脱勢された後もその位置に安定的に停まることを特徴とする双安定磁気アクチュエータ。
IPC (2件):
H02K 33/00 ,  H01F 7/16

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