特許
J-GLOBAL ID:200903041401143690

吸水剤の製造方法および吸水剤

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-070770
公開番号(公開出願番号):特開平10-244151
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 常圧下における吸収量を高いレベルに維持し、且つ高荷重下においても優れた吸収量を発揮する、特に、大人用紙おむつに好適な吸水剤の製造方法を提供する。【解決手段】 カルボキシル基を有する吸水性樹脂粒子をカルボキシル基と反応し得る架橋剤で処理し反応させて表面近傍が架橋された吸水剤を製造する際、該樹脂粒子としてカルボキシル基の中和度60〜90モル%のものを用い、架橋反応の溶媒として比誘電率25以上の多価アルコール系有機溶剤を含む有機溶剤と水との混合溶媒で、該多価アルコール系有機溶剤と水との合計に対する水の比率が質量基準で40〜80%となる混合溶媒を用い、架橋剤はポリグリシジル化合物を使用し、樹脂粒子に対する水の量を1〜8質量%にコントロールし、該混合溶媒の存在下、該多価アルコール系有機溶剤がカルボキシル基と架橋反応を起こさない温度条件下、架橋反応を行うことにより吸水剤を得る。
請求項(抜粋):
カルボキシル基を有する吸水性樹脂粒子(A)を、該カルボキシル基と反応し得る架橋剤で処理し、反応させて、表面近傍が架橋された吸水剤を製造する方法において、?@該吸水性樹脂粒子(A)としてカルボキシル基の中和度が60〜90モル%のものを用い、?A架橋反応の溶媒として比誘電率25以上の多価アルコール系有機溶剤(B)を含む有機溶剤と水との混合溶媒であって、(B)と水との合計に対する水の比率が質量基準で40〜80%となる混合溶媒を用い、?B架橋剤としてポリグリシジル化合物(C)を使用し、?C(A)に対する水の量を1〜8質量%にコントロールし、?D該混合溶媒の存在下、且つ(B)がカルボキシル基と架橋反応を起こさない温度条件下、(A)と(C)の架橋反応を行うことを特徴とする吸水剤の製造方法。
IPC (3件):
B01J 20/26 ,  C08F 6/10 ,  C08F 8/00
FI (3件):
B01J 20/26 D ,  C08F 6/10 ,  C08F 8/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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