特許
J-GLOBAL ID:200903041404540886
濃厚ナノ金コロイド液と金微粉体およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石上 裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-258044
公開番号(公開出願番号):特開2009-057627
出願日: 2007年09月03日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】濃厚な金コロイドを調製するために、濃縮操作や保護コロイド剤を添加することなく、低温から常温を含む広い反応温度で濃厚な塩化金酸水溶液を還元して濃厚で安定なナノ金コロイド液、金微粉体および金ペーストなど、各種用途の原材料を提供する。【解決手段】生物由来で安全な三塩基酸型構造のバイオサーファクタント、スピクリスポール酸およびそのラクトン環開環体の各種アルカリ塩を還元剤兼コロイド保護安定剤とし、これらを、塩化金酸水溶液に加えて常温から高温下(5〜80°C)で振り混ぜた後静置し、高〜低濃度(0.1mmol/l〜2.43mol/l)の塩化金酸水溶液を還元して金ナノ粒子を生成させ、金単体の核発生数とそれらの合一を制御するとともに、生成した金コロイドに対して大きい分散安定化作用を持たせる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
次式、[化1]で表わされるスピクリスポール酸アルカリ塩[I]および次式、[化2]で表わされる[I](化1)のラクトン環の開環体アルカリ塩[II][式中のXは無機アルカリ(Na,K,Li,NH4+,Mg,Caなど)、有機アルカリ(アルキルアミン、アルギニンなど)、またはHを示す。n+はXの陽イオンとしての価数を示す。]を塩化金酸などAu3+の還元剤の全部または一部として反応させて得られる金コロイド液。
IPC (6件):
B22F 9/24
, B22F 1/00
, B01J 13/00
, B01F 17/32
, B01F 17/36
, C09D 1/00
FI (6件):
B22F9/24 F
, B22F1/00 K
, B01J13/00 B
, B01F17/32
, B01F17/36
, C09D1/00
Fターム (31件):
4D077AA01
, 4D077AB03
, 4D077AC05
, 4D077DC07Y
, 4D077DC28Y
, 4G065AA01
, 4G065AA04
, 4G065AB02Y
, 4G065AB11Y
, 4G065BA07
, 4G065BB06
, 4G065CA11
, 4G065DA06
, 4G065DA09
, 4G065EA05
, 4G065FA01
, 4J038AA011
, 4J038HA061
, 4J038NA01
, 4J038NA26
, 4K017AA03
, 4K017AA08
, 4K017BA02
, 4K017CA08
, 4K017DA07
, 4K017EJ01
, 4K017FB03
, 4K017FB07
, 4K018BA01
, 4K018BB05
, 4K018BD04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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北原文雄、表面、35,1(1997)
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福岡隆夫、森 康維、ケミカル・エンジニアリング、2004-8,36(2004)
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佐藤香枝、化学と工業、59(2),116(2006)
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中許昌美、山本真理、色材、78(5),221(200)
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米澤 徹、表面技術、56(12),743(2005)
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小石真純、石井文由著「ナノ粒子のはなし」、日刊工業新聞社(2006)
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審査官引用 (4件)