特許
J-GLOBAL ID:200903041409268092

コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161761
公開番号(公開出願番号):特開平5-010027
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ダム等の施工に際し、小規模かつ軽量な構造により型枠を自動的に移設し、作業能率及び安全性を向上させる。【構成】 複数枚の本体型枠1と、各本体型枠1の間に配設した中間型枠2と、本体型枠1と中間型枠2との接続部に設けた継目型枠3とを使用して壁面にアンカボルトを埋設したコンクリート層を打設する。本体型枠1及び中間型枠2に剥離用ジャッキ14,26を設ける。中間型枠2にリフトシリンダ21を設置する。継目型枠3に開閉用ジャッキ34を設ける。中間型枠2をアンカボルトに固定し、本体型枠1をアンカボルトから解離した状態で、リフトシリンダ21を伸長して上部ビーム6を介し本体型枠1を次の成形位置へ上昇する。本体型枠1をアンカボルトに固定し、中間型枠2をアンカボルトから解離した状態で、リフトシリンダ21を収縮して中間型枠2を次の成形位置へ上昇する。
請求項(抜粋):
コンクリート層に埋設固定されたアンカボルトに第1の型枠の下端部と、その第1の型枠に並設された第2の型枠の下端部とが固定された状態で、そのコンクリート層の上に別のコンクリート層を打設して両型枠により壁面を成形するとともに、同コンクリート層にアンカボルトを埋設する工程と、打設されたコンクリート層が硬化した段階で前記第1の型枠をアンカボルトから解離して、その第1の型枠を次の成形位置へ上昇させる工程と、その上昇位置において第1の型枠の下端部をアンカボルトに固定するとともに、第2の型枠をアンカボルトから解離して、その第2の型枠を次の成形位置へ上昇する工程と、第2の型枠の下端部をアンカボルトに固定して、その第2の型枠を第1の型枠と並設する工程とを順次繰り返して複数のコンクリート層を施工することを特徴とするコンクリート構造物の多段打ち工法。
IPC (2件):
E04G 11/28 ,  E02B 7/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-125330

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