特許
J-GLOBAL ID:200903041412736471

正圧キャニスタパージ装置に対する保全度検証法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-516521
公開番号(公開出願番号):特表平8-505918
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】許容し得ない漏れに対するタンク/キャニスタ体積の保全度は、電気作動されるエアポンプ(24)及びタンクに取付けられたアナログ圧力変換器(28)を含む車載診断装置により実行される診断検査により確認されたり、否認されたりする。検査開始時点で、エンジン制御コンピュータ(22)は、キャニスタパージソレノイドバルブ(12)を閉じ、タンク/キャニスタ体積の圧力印加を開始するためにポンプを作動する。ポンピングされた空気は、キャニスタのアトモスフェリックベントポート(14V)を介して導入され、圧力印加された空気が、予めキャニスタ内に集められた燃料ベーパ(蒸気)と共に運ばれるが、未だ、キャニスタからパージされない。所定時間内で所定圧力にすることが出来ない場合、それにより、大きな漏れがあることが指示される。所定圧力が達成されると直ぐに、ポンプは閉じられる。検査中、所定量以上迄圧力が低下した場合、保全度は、否認される。そうでない場合、保全度は、確認される。
請求項(抜粋):
キャニスタパージ装置であって、燃料タンクからの揮発性燃料ベーパを捕集するための捕集キャニスタと、当該キャニスタから捕集された燃料ベーパを、内燃機関の燃焼室スペース内で燃焼させるためにインテークマニホールドから前記内燃機関の燃焼室スペースの中に送られる燃焼混合気と一緒に運ぶために、当該燃料ベーパを前記内燃機関の前記インテークマニホールドに選択的にパージするための手段とを有しており、当該手段は、前記キャニスタと前記インテークマニホールドとの間にパージ流通路を有しており、前記キャニスタは、当該キヤニスタを前記燃料タンクと連通するためのタンクポート手段と前記キャニスタを前記燃料タンク以外と連通するための別のポート手段とを有しているキヤニスタパージ装置において、関連の診断装置と検出手段と信号送出手段とを有しており、前記診断装置は、キャニスタパージ装置の、前記キャニスタ及びタンクを有する部分からの漏れを検出するために設けられており、当該診断装置は、前記部分に、所定の正の圧力になるように正の圧力を加えるための手段を有しており、前記検出手段は、前記部分からの漏れを指示する、前記所定の正の圧力の損失を検出するために設けられており、前記信号送出手段は、前記損失を指示する信号を送出するために設けられており、更に、前記キャニスタパージ装置の前記部分に正の圧力を加えるための前記手段は、前記キャニスタ内のベーパ捕集媒質を通して、前記部分内に大気の空気をポンピングにより供給することによって、前記別のポート手段を通して前記部分に正の圧力を印加するための手段を有しており、そのようにして、前記部分に入る圧力印加された空気は、前記キャニスタ内に予め捕集された燃料ベーパの所定量と一緒に運ばれるように構成したことを特徴とするキャニスタパージ装置。

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