特許
J-GLOBAL ID:200903041414633165

長尺生地の縁縫いのための三つ巻方法及びこれに使用する三つ巻装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159636
公開番号(公開出願番号):特開平10-005469
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 端部の厚さが均等なものである場合は勿論、不均等なものであっても、縁部の復元力が大きくならないような曲げ方をすることにより、その端部に三つ巻部を確実に形成することができ、しかも長尺生地の搬送が高速化されてもその三つ巻部を確実に形成できるようにすること。【解決手段】 (1)外側縁部42a及び中央縁部42bを、丸め部材21により、断面が略円弧状の案内面となる円弧状案内体15の側面に向けて折り込む工程;(2)折り込まれた外側縁部42a及び中央縁部42bを、丸め込み部材22によって、さらに円弧状案内体15に向けて丸め込む工程;(3)円弧状案内体15の先端に連続させた第2区画板13を、外側縁部42aと中央縁部42bとの間に位置させる工程;(4)巻込片形成部材23により、外側縁部42aを第2区画板13に向けてさらに折り込む工程;(5)第2区画板13の案内曲面13aによって、外側縁部42aと中央縁部42bとを内側縁部42c上に折り込む工程;を経て三つ巻部41を縁部42に形成するようにしたこと。
請求項(抜粋):
長尺生地を長手方向に搬送しながら、この長尺生地の縁部にミシンによる縁縫いを連続的に行うに際して、前記縁部が外から外側縁部、中央縁部及び内側縁部の三つの部分からなるものとしたとき、三つ巻部を、前記外側縁部を中央縁部に対して折り込み、さらにこれらを前記内側縁部上に折り込んで形成するようにした三つ巻方法であって、(1)前記外側縁部及び中央縁部を、丸め部材により、断面が略円弧状の案内面となる円弧状案内体の側面に向けて折り込む工程;(2)折り込まれた前記外側縁部及び中央縁部を、丸め込み部材によって、さらに円弧状案内体に向けて丸め込む工程;(3)前記円弧状案内体の先端に連続させた第2区画板を、前記外側縁部と中央縁部との間に位置させる工程;(4)巻込片形成部材により、外側縁部を第2区画板に向けてさらに折り込む工程;(5)前記第2区画板の案内曲面によって、前記外側縁部と中央縁部とを前記内側縁部上に折り込む工程;を経て前記三つ巻部を前記縁部に形成するようにしたことを特徴とする三つ巻方法。

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