特許
J-GLOBAL ID:200903041450026119

気液接触方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022062
公開番号(公開出願番号):特開平10-244122
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 化学反応、吸収、吸着または脱着に基づく気相または液相からの成分除去あるいは一つの相から他の相への成分の移動を高効率で行なう。【解決手段】 ガスと液体との間の気液接触を行うための新規な方法が提供され、そこでは回転インペラーおよび側板の組合わせを特定の条件下に作動させ、回転インペラーのポンプ作用によりガスおよび液相間の急速な物質移動と液相の良好な攪拌を行う。
請求項(抜粋):
液相中に浸漬されたインペラーと孔あき側板との組合わせを使用し、そこへガス流を該インペラーに対してガス流量Qで供給することによる該ガス流からある成分を除去するためのガス-液接触装置のパラメータを決定する方法であって、以下の方法:剪断効果指数(SEI)値が約1から約10になるように該装置の構造及び運転パラメータを定量化し、ここで該SEI値は次式:【数1】[式中、Qはインペラーへのガス流量(m3/s)、hはインペラーブレードの高さ(m)、Diはインペラーの外径(m)、そしてViはインペラーブレード先端速度(m/s)である。]の関係で決められ、かつ、有効剪断指数(ESI)値が約1から約2500になるように該装置の構造及び運転パラメータを定量化し、ここでESI値は次式:【数2】[式中、GVIは側板中の各孔を通るガス速度指数(/S)、Viはインペラー先端速度(m/s)、Dsは側板の内径(m)、Diはインペラーの外径(m)であり、該ガス速度指数はGVI=V/dの関係式で決定され、{この式中、Vは各孔を通るガス相の線速度(m/s)、dはd=4A/Pの関係で表わされ、(該式中、Aは側板の孔の面積(m2)、そしてPは孔の周長である。)]の関係から決定される:からなることを特徴とする前記パラメータを決定する方法。
IPC (5件):
B01D 53/18 ,  B01J 10/00 104 ,  C01B 17/05 ,  C02F 1/24 ,  C02F 1/72
FI (5件):
B01D 53/18 B ,  B01J 10/00 104 ,  C01B 17/05 B ,  C02F 1/24 A ,  C02F 1/72 Z

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