特許
J-GLOBAL ID:200903041461063598

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285143
公開番号(公開出願番号):特開平7-139318
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 油圧通路の加工性及び搭載性を向上したバルブタイミング装置を提供する。【構成】 カム軸側部材とクランク軸側部材との位相(進角量)を変更する油圧ピストン8の位置は、進角側油圧室14または遅角側油圧室12への油の供給量によりスプール制御弁10で調整される。制御弁10は、そのスリーブ23がカムキャップの上部でかつカムシャフト1の軸に対し直角方向に搭載されている。タイミングプーリ5とエンジンヘッドカバーとの間に制御弁10を配置される。制御弁10のスリーブ23は、そのスリーブ外周の一部分が軸受部に対しラップする位置に配置される。油圧通路53d、53e、53cについては、ストレート状に形成可能となるので型にて成形が容易に行える。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくとも一方のバルブを駆動するためのカム軸と、このカム軸の一方の端部に設けられ、内燃機関のクランク軸と同期して回転力を前記カム軸に伝達するカム軸駆動手段と、クランク軸側部材とカム軸側部材との間に噛合され、内外周に設けられる歯のうち少なくともいずれか一方がはす歯であり、前記クランク軸側部材の回転を前記カム軸側部材に伝達する筒状の歯車と、油圧によって前記歯車を軸方向移動させ、前記クランク軸側部材に対して前記カム軸側部材を進角側に相対回動させる進角側油圧室と、前記クランク軸側部材に対して前記カム軸側部材を遅角側に相対回動させる遅角側油圧室とを有する歯車駆動手段と、複数の開口部を有するスリーブとこのスリーブ内を摺動することにより前記複数の開口部を選択的に開閉するスプールとからなり、前記カム軸側部材を前記クランク軸側部材に対して進角側に相対回動させるとき、前記進角側油圧室へ油を供給するとともに前記遅角側油圧室から油を排出し、前記カム軸側部材を前記クランク軸側部材に対して遅角側に相対回動させるとき、前記遅角側油圧室へ油を供給するとともに前記進角側油圧室から油を排出し、前記カム軸側部材を前記クランク軸側部材に対して所望の位置に保持させるとき、前記両油圧室に油を満たすよう供給する制御弁とを備え、前記制御弁は、前記カム軸の上部に前記カム軸と直交する方向に配置されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 11/06 ,  F16K 3/26
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-109007
  • 特開平4-232316
  • 特開平4-301112
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