特許
J-GLOBAL ID:200903041466049712

加熱炉の被圧延材抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246471
公開番号(公開出願番号):特開平5-059438
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 2系統の加熱工程を有する加熱炉において、上工程と連動した加熱炉の処理能力を低減することなく省エネルギーを図る。【構成】 連動加熱炉4の各被圧延材11、13〜16の抽出ピッチから圧延ピッチを差し引いて圧延余裕時間を各々算出した後、抽出側圧延材11から順次圧延余裕時間を加算する。この加算圧延余裕時間が非連動加熱炉6の最抽出側圧延材21の圧延ピッチを越えない最も近い値となる連動加熱炉4の圧延材と、非連動加熱炉6のその最抽出側圧延材21を1グループとする。次に、グループ化した連動加熱炉4内の圧延材の圧延余裕時間の和から非連動加熱炉6の最抽出側圧延材21の圧延ピッチを減算した値を初期値として、上記グループ化操作を順次繰り返し、各グループ毎に順次圧延材を抽出する。
請求項(抜粋):
加熱負荷の小さい被圧延材を加熱する第1加熱工程と加熱負荷の大きい被圧延材を加熱する第2加熱工程とを有する加熱炉と、両加熱工程で並行して所定温度に加熱した被圧延材を1系統の圧延機で圧延する熱延ラインにおいて、?@第1加熱工程で加熱処理された被圧延材の直前の被圧延材が抽出されてから当該被圧延材が抽出されるまでの時間である抽出ピッチ及び前記圧延機での当該被圧延材の圧延準備開始から圧延が終了するまでの時間である圧延ピッチを各々求め、?A各被圧延材について抽出ピッチと圧延ピッチとの差を算出し、この差を第1加熱工程の抽出側被圧延材から順次加算し、?Bこの加算時間が第2加熱工程の最抽出側被圧延材の圧延ピッチを越えない最も近い値となる第1加熱工程の被圧延材と、第2加熱工程のその最抽出側被圧延材を1グループとし、?C次に、第1加熱工程の前記グループ化した被圧延材より装入側の被圧延材の抽出ピッチと圧延ピッチとの差を順次加算した加算時間から前記グループの加算時間と第2加熱工程の最抽出側被圧延材の圧延ピッチの差を減算して補正時間を求め、?Dこの補正時間が第2加熱工程の前記グループ化した被圧延材の次に抽出側に近い被圧延材の圧延ピッチを越えない最も近い値となる第1加熱工程の被圧延材と第2加熱工程のその被圧延材を次のグループとし、?E各々のグループの第1加熱工程及び第2加熱工程の被圧延材を順次抽出し、連続して圧延することを特徴とする加熱炉の被圧延材抽出方法。
IPC (3件):
C21D 9/00 101 ,  B21B 37/00 ,  C21D 1/00 112

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