特許
J-GLOBAL ID:200903041472910152

液体噴射記録ヘッドおよびその組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303272
公開番号(公開出願番号):特開2000-198201
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 押圧部材を用いて溝付き天板を素子基板に対して高精度で安定かつ確実に接合でき、高精細で高品位な画質が得られながらも容易に製造できる液体噴射記録ヘッドおよびその組み立て方法を提供する。【解決手段】 ベースプレート4に固定された素子基板3に対して溝付き天板2を押圧して接合する押圧部材1を、加圧部1bとU字状弾性部1cと係合部1dおよびばね付勢力をチャージするための加圧部1bの両端部の変形作動突片1aで構成し、押圧部材1をベースプレート4に組み付けた後、変形作動突片1aをチャージピン22により移動させて、ばね付勢力をチャージするとともに素子基板3上に天板2が挿入しうる間隔を形成するように加圧部1bを移動させ、天板2を素子基板3上に配置して天板2の位置を調整した後、チャージピン22の下降により加圧部1bで天板2を押圧し、天板2と素子基板3を接合固定する。
請求項(抜粋):
記録液を吐出するための吐出エネルギーを発生する複数の吐出エネルギー発生素子が形成され、基準部材上に固定された素子基板と、該素子基板と接合することにより前記吐出エネルギー発生素子に対応する複数の液流路および該液流路に連通して記録液を吐出する複数の吐出口を構成する溝付き天板と、該溝付き天板を前記素子基板に対し押圧するために前記溝付き天板と前記素子基板を挟んで前記基準部材に係合する押圧部材とを有する液体噴射記録ヘッドにおいて、前記押圧部材は、前記吐出口の配列方向に延び前記吐出口近傍で前記溝付き天板を押圧する加圧部と該加圧部を弾性的に支持する弾性部と前記基準部材に係合する係合部とを有し、前記加圧部の両端部にばね付勢力をチャージするための変形作動部を配設したことを特徴とする液体噴射記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 H

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