特許
J-GLOBAL ID:200903041476660126
ループゲイン測定方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-345543
公開番号(公開出願番号):特開平6-176482
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 閉ループ制御動作中の制御系のループゲインを測定するゲイン測定機構を具備するディスク装置において、設定した周波数におけるループゲイン特性を、少量のハードウェアまたはソフトウェアで実現される簡便な構成によるゲイン測定機構によって得ることを可能とする。【構成】 ゲイン測定機構は、正弦波及び余弦波を生成し、ループ中の一点で信号に正弦波を加算し重畳する正弦波発生部1と、正弦波加算点の前後の信号と正弦波発生部で生成された正弦波信号及び余弦波信号とを取得し、ループゲインを算出するゲイン算出部2とからなる。ゲイン算出部2は、加算点前後の信号1c,1dと正弦波信号1a、余弦波信号1bとを組み合わせ乗ずる乗算器11〜14、各乗算器出力を積算する積算器21〜24、各積算器出力を自乗する自乗算出器31〜34、加算点前信号の関係する自乗演算結果を加算する加算器、加算点後信号の関係する自乗演算結果を加算する加算器、加算器出力の比を算出する除算器51、除算結果の平方根を算出する平方根算出器61とからなる。
請求項(抜粋):
閉ループ制御動作中の制御系のループゲインを測定するゲイン測定機構を具備するディスク装置において、前記ゲイン測定機構が、正弦波及び余弦波を生成し、ループ中の一点で信号に前記正弦波を加算し重畳する正弦波発生部と、前記ループ中の前記正弦波加算前の信号及び前記正弦波加算後の信号、並びに前記正弦波発生機構より出力される正弦波信号及び余弦波信号を取得し、前記ループゲインを算出するゲイン算出部とからなり、前記ゲイン算出部が、前記加算前信号に前記正弦波信号を乗ずる第一の乗算器と、前記加算前信号に前記余弦波信号を乗ずる第二の乗算器と、前記加算後信号に前記正弦波信号を乗ずる第三の乗算器と、前記加算後信号に前記余弦波信号を乗ずる第四の乗算器と、前記第一の乗算器の出力を積算する第一の積算器と、前記第二の乗算器の出力を積算する第二の積算器と、前記第三の乗算器の出力を積算する第三の積算器と、前記第四の乗算器の出力を積算する第四の積算器と、前記第一の積算器の出力の自乗値を算出する第一の自乗算出器と、前記第二の積算器の出力の自乗値を算出する第二の自乗算出器と、前記第三の積算器の出力の自乗値を算出する第三の自乗算出器と、前記第四の積算器の出力の自乗値を算出する第四の自乗算出器と、前記第一の自乗算出器の出力と前記第二の自乗算出器の出力とを加算する第一の加算器と、前記第三の自乗算出器の出力と前記第四の自乗算出器の出力とを加算する第二の加算器と、前記第一の加算器の出力を前記第二の加算器の出力で除算する除算器と、前記除算器の出力の平方根を算出する平方根算出器とからなり、前記ゲイン算出部は前記平方根算出器の出力を前記ループゲインとして出力することを特徴とするループゲイン測定方式。
IPC (2件):
G11B 20/04 101
, H02P 5/00
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