特許
J-GLOBAL ID:200903041476925227

ケーソン工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261881
公開番号(公開出願番号):特開平8-177056
出願日: 1988年04月18日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【課題】 ケーソンを沈設設置した後に、これの上部ケーソンを撤去するケーソン工法において、火薬やブレーカを用いて上部ケーソンを撤去すると、作業環境が悪くなるし、また、破砕したコンクリート塊の撤去が容易でない等、作業能率の点で問題があった。【解決手段】 上部ケーソン1bを当該上部ケーソンを周方向及び上下方向に分割して予め形成された複数のセグメント3で構成するとともに、下部ケーソン1aの沈設時には、このセグメント3を締結ボルト4によって周方向及び上下方向に分解可能に締結しつつ下部ケーソン1aの上方に上部ケーソン1bを順次構築する。そして、下部ケーソン1aを構造物の基礎とした後に、上部ケーソン1aを撤去する際には、仮締切り6と上部ケーソン1bとの間の地盤を掘削、排土するとともに、締結ボルト4を緩めつつ、設置箇所にある前記セグメント3をその上部から順次分解して撤去する。
請求項(抜粋):
ケーソンを設置すべき地盤の周囲を囲んで仮締切りを設け、この仮締切りで周囲を囲まれた地盤に刃口部を有する下部ケーソンを設置し、この下部ケーソンの上に上部ケーソンを順次構築して、前記下部ケーソンを支持地盤まで沈設した後、前記下部ケーソンを構造物の基礎とし、その後前記上部ケーソンを撤去するようにしたケーソン工法において、前記上部ケーソンを、当該上部ケーソンを周方向及び上下方向に分割して予め形成された複数のセグメントで構成するとともに、前記下部ケーソンの沈設時には、このセグメントを締結ボルトによって周方向及び上下方向に分解可能に相互に締結しつつ前記下部ケーソンの上方に上部ケーソンを順次構築し、前記下部ケーソンを前記構造物の基礎とした後に、前記上部ケーソンを撤去する際には、前記仮締切りと上部ケーソンとの間の地盤を掘削、排土するとともに、前記締結ボルトを緩めつつ、設置箇所にある前記セグメントをその上部から周方向及び上下方向に順次分解して設置箇所から個々に撤去するようにしたことを特徴とするケーソン工法。
IPC (4件):
E02D 23/08 ,  E01D 19/02 ,  E02D 23/00 ,  E02D 29/09

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